この不思議な出来事は、きっと私の人生の1ページとして記録しておく必要があると思う。

皆さんから頭がおかしくなったと言われても仕方ないが、土曜日にもかかわらず会社に出勤し、社長室にこもって
大真面目にこの文章を書いている。

せっかくの休日なのに、一人で会社に来て、まったく金にもならない作業をしている自分はどうかしているに違いない。
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3月28日の夜、不思議な体験をした。

私は仕事帰りに社員と食事をし、車で送ってもらい家に帰り、いつも通りに風呂に入り、リビングに戻った。

気のせいか、部屋の中に霧というか、白いモヤがかかっている気がした。部屋が光り輝く粉っぽい世界に包まれている。

「せいとな
せいとなせいとな...

私:「ん?今誰かしゃべった?」

私はまだ素っ裸だ。

バスタオルで髪の毛を拭きながらベランダを見ると、そこに1匹の白く美しい蝶が飛んでいるのが見えた。

私の家はクアラルンプール郊外、丘の上にある森に囲まれたコンドミニアムに住んでいる。

私:「こんな高さのところまで蝶が登ってくるなんて珍しいことがあるもんだな」

ふとそう思いなが
、ソファーに座り蝶を眺めていた。

すると、蝶が何度も何度も窓ガラスにぶつかって部屋の中に入りたがっているように感じた。

やがて蝶は諦めたのかガラスにピタっと止まり、私に視線を送る。

ガラス越しに、蝶は私に向かって何か必死に話しかけているように感じた。

私は急いでスマホを取り出し、「白い蝶 意味」と検索をかけた。

白い蝶は基本的には良いことが起こる前触れであり、幸運の象徴です。 その一方で、近い将来にトラブルが起こることを暗示している警告の場合もあります。

蝶は、スピリチュアルな観点で、変化や解放を意味します。

出た、スピリチャル(笑)。

ちょっと頭がおかしい人たちが信じてしまうような迷信がズラズラと書いてある。こういう非科学的な話は好きだが、昔からあまり深く信じないようにしている。

だが、その一方で、私はこれまでの人生において、科学では説明できない数多くの現象を経験している。

思い出せる範囲でブログに書き残してはいるが、それは「車に跳ね飛ばされた時に経験した、天から自分を眺めている自分の視点」だったり、「意識不明で心肺停止に陥った時に経験した幽体離脱、そして死後の世界への臨死体験」、「幻覚剤を使ったここではないどこか、異次元世界へのトリップ」、そして「2年前まで私の中に同居していた多重人格の彼/彼女たち」。

今となっては人生経験を重ね、これらの点どおしがひとつの線で繋がるような感覚を覚えるようになったが、どんな現象に遭遇しても私がいつも心に決めていること。それは、今起こった出来事をありのまま受け入れよう、という覚悟だ。

この白い蝶は幸運の象徴かもしれないが、一方でトラブルが起こる前兆かもしれない

私はガラス越しの蝶とスマホ画面を交互に見つめながらどうするか判断に迷っていた。

正直、経営者として会社の方向性を決める重大な決断、あるいは投資家として売りや買いの判断をするのは何度も経験を重ねたこともあり、だいぶ判断能力が高くなったほうだと自負しているが、今回の判断はどうしたらよいかさっぱりわからない。

何しろ、分母が1に対して分子が1しかない。確率論で言えば試行回数が1/1の究極の賭けである。

このまま蝶を見なかったことにしてリビングでコーラを飲みながら音楽でも聴くのか、それとも勇気を出してベランダの窓を開けてみるか。

***

私の座右の銘は以下のとおり。

迷ったら一歩前へ!!

そうだな、ここは勇気を出して窓を開けてみよう。

私はロックを解除し、窓を開けた。

すると嬉しそうに蝶は窓ガラスから離れ、宙へと舞い上がった。

ベランダに出ると、森から上がってくる夜風が心地いい。

私はまだ素っ裸だ。

私は手足を広げながら蝶と向き合い、全意識を蝶に集中させた。

蝶は私に語りかけたように感じた。

蝶:「準備はいい?行くよ!」

私:「さあ、おいで!」

蝶は私に向かって飛んできて、私の両足の間に入った。

私:「入った」

私:「ん!?」

私:「蝶が、、、蝶が消えた!!」

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今この瞬間までたしかに蝶はいた、だけど蝶が消えてしまったのだ。

ベランダを見渡しても蝶が見当たらない。

蝶は私に当たって私の身体の中に吸収されてしまったのか、それとも蝶は私の両足の間に入りどこか別の次元にワープしてしまったのか。

わずか一瞬の出来事だった。

私は頭が真っ白になったまま、急いで洗面台に行き、自分の姿を鏡で見た。

私は身体中が真っ赤な湿疹で覆われていた。

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白い蝶の正体は一体何だったんだろう?

私はこれは何かの伏線だと思っている、いつか私が死を迎え、さらなる次元上昇を経験するとき、この伏線を回収できるだろうと信じている。

蝶:「ねぇ覚えてる?あの時は助けてくれてありがとう」

とでも言ってくれるのだろうか。

答え合わせをする日が来るのが楽しみだ。

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おそらく、この世界はまだ科学で解明されていない事がある、私はこの出来事を通して今までの固定概念を捨てることにした。

いや、この出来事は固定概念を捨てるための、重要な通過儀礼だったと言ってもよいかもしれない。

今まで自分が正しいと信じてきたこと、科学的に存在しないと考えられてきたこと。

自らの固定概念を捨てることで、それは束縛からの解放を意味する。

この出来事を通して私の精神レベルが一段階上がったことで、身体が副反応を起こし、その結果湿疹が出て、悪いものを排出しようとしているのだろう、と前向きに考えることにした。

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不思議なもので、次の日、つまり昨日の夜は今度はカナブンが私の家にやってきた。

カナブンは、スピリチュアルな世界において「幸せを運ぶ虫」とされています。

カナブンもまた白い蝶と同様に、幸せを運んできてくれる象徴なのだという。

このブログを投稿して家に帰ったら、また何かのお使いが我が家にやってくるのだろうか...。

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この2年間、私は今までの自分を変化させたくて色々と習慣を変えてきた。

それが少しずつ現実世界の変化となって現れ、ひとつの完成形態として、今回の不思議な現象につながったのだろう。

この世界はおそらくパラレルワールド(並列世界)の構造になっていて、その瞬間その瞬間にあらゆる可能性が分岐している。

私はアセンション(魂の昇格)を通して、パラレルワールドを少しずつ自分の都合の良いようにコントロールできる能力が身に付き始めているのかもしれない。

きっと白い蝶は、何らかの拍子に彼女がいた別のパラレルワールドからこの世界に紛れ込んでしまい、帰り道を探している途中に、私に帰る手助けを求めに来たのだろう。

人生には無限の可能性があり、この世界もまだまだ科学をもってしても解明できない出来事がたくさんある。

皆さんも本気で変化を望むならば少しばかり習慣を変えてみるといい。

そうすれば、少しずつこの現実世界が変わっていき、あらゆる選択肢からより良い未来を選択できるようになるだろう。

私はそう信じている。

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4/12追記

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これは...

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4/18追記

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これはきっと何かある...。