柱の裏の落書き

ひまつぶしにぶつぶつ書いてみる

暴落

狂喜乱舞か狂歌自滅か?~ビットコイン相場はバブルか~


ビットコインがヤバイ

ついにチューリップバブルを越えて、歴代トップになってしまったらしい。

CONVEY

出典:「convoyinvestments.com」

というか、もはやキチガイの領域だと思う

しょせん取引の手段のひとつに過ぎない仮想通貨がなぜこんなに高騰しているのか?

完全にマネーゲーム化していて、なぜ上がっているのか合理的な説明をすることは不可能だ。


バブルというのはいつもそうだ。

買うから上がる、上がるから買う


それだけのことだ、理論的根拠は何も無い。。。

果たして、

ダンスフロアのライトが消灯した時、最後まで踊り続けているのは誰なのだろうか?


BTCUSD
↑BTC/USD(1212日現在

BTCJPY
↑BTC/JPY(1212日現在


ビットコインは今年(
2017年)に入ってから10倍の値上がり、先週(12月第1週)だけでも2倍の値上がりを果たした。

201712月現在、株式や為替などの伝統的な資本市場が比較的穏やかな動きを見せる一方で、ビットコイン市場は明らかに異常な変動率を記録している。わずか数日で価格が2倍にも3倍にもなり、その後平気で3040%下落したりする。

ビットコイン相場をモニタリングしていると、もはや株式や為替などが止まって見えてしまうレベルだ笑

***

さて、歴史を紐解いてみると、

まず、先物取引が始まりレバレッジ規制が緩和され、大口参加者による空売りが可能となる。

次に、それまで投資に縁がなかった一般人がこぞって話題にし、取引を始める。

最後に、現状はバブルではないと唱えだす者が急増し、大衆から一定の支持を集める。


現在のビットコインの状況を見ると、バブル終焉の時期に見られる特徴とすべて重なる(ような気がする)。

現在のビットコインの現状を考察すると、「通貨」というよりも、一部の素人による投機目的でのトレーディングが主体であり、チューリップバブルというよりもチューリップそのものだと考えたほうが適切な表現ではなかろうか...。

"ビットコインは通貨ではない、チューリップだ" 

ECB副総裁


以下、何点かビットコインについての考察。

その前に...。

***

【貨幣の本質とは】

まず、貨幣の本質は「商品」ではない。貨幣の本質とは「信用」である。

各国が発行する法定通貨には「金利」がつき、長期で保有することにより一定のリターンが期待できる。なので配当益(インカムゲイン)を目的とした保有目的で活用することができる(日本円は相変わらず低いが)。

一方、ビットコインは現在「貨幣」として認められる段階には至っていない。ビットコインの本質は「商品」であり、金利という概念が存在しないため、長期的に保有していても利子がつかず、売買益(キャピタルゲイン)狙いの取引が主体とならざるを得ない。これはゴールドだって同じだ、ただ持っているだけでは金利がつかないのだから、どこかのタイミングで売却する必要がある


1929
年にニューヨークのウォール街から始まった世界恐慌の影響により、1931年に日本政府は紙幣とゴールドとの交換を停止した。その後、1942年に公布された日本銀行法により、名実ともに金本位制を離脱し、現在につながる管理通貨制への移行を果たした。

つまり、今日ではもはや紙幣や硬貨はゴールドとの交換は約束されなくなってしまったわけだが、今でも
1万円札には1万円の価値がある。なぜなら、私たちがその紙切れに1万円の価値があると本気で信じているからだ。

1万円札で1万円分の買い物ができる理由は、私たちみんながそれを1万円の価値があると信じているからだ。ビットコインは「商品」であって「貨幣」ではない。果たしてビットコインはその段階まで到達できるのだろうか?

ヒトは本来的には物々交換をする生き物だ。

しかし、物々交換が社会と経済の根幹をなしていた時代は経済史を読む限り、一度もそのような事実は存在していない。
もっとも、私たちがまったく物々交換をしないわけではない。交換手段として物々交換を行ってきた民族は一定数存在するし、私たちだって時には物々交換を行う。


人類が進化の過程で記録を残すようになったのは、決して歴史や文学を記録するためではなかった。

それは経済的な取引履歴を残すために、記録システムと、そして文字を発明したのだ。


もしかしたら、ブロックチェーン(
分散型台帳技術)はそれらに代わる新たな価値を創造しようとしているのかもしれない。


***


ビットコインの概要】


ビットコインは非中央集権型の通貨であるため、発行体が存在しない。発行体が存在しないということは金融政策が存在しない。金融政策が存在しない以上、ビットコインを始めとした仮想通貨は国が金融政策に一切介入できない仕組みとなっている。

つまり、市場原理のもと、
需要と供給のみで価格が形成されていくことになる。

国家による影響を受けないということは、ゴールド(金)と同じような「性質」といえる、ゴールドもビットコインも国家が供給量を調整できないからだ(こんな事を書くと怒られるかもしれないが「本質」とは言ってない)。※国家は供給量を調整できないが、規制をかけることで対抗しようとする。

金価格は今から約20年以上前の1998年当時から比較すると10倍以上に暴騰しているが、誰もバブルと言わないところを見ると、ビットコインもバブルではなく適正価格に向けて価格調整をしているという解釈も可能である。もっとも、ゴールドには信用担保があるが、ビットコインには裏付けとなる担保が存在しないことには注意が必要だ。

ビットコインはしょせん電子上の数字が増えたり減ったりしているだけだ。無事に法定通貨に変換し、無事に取引所から出金確認できるまではね...。

***

【ビットコインの上昇要因】


ビットコインには一定の実需があるということは事実として認識しておく必要がある。

世界の圧倒的多数の人口比率を占める新興諸国では、「自分がお金を預けている銀行が倒産するかもしれない」と考える人や「自国の政府が発行する紙幣が信用できない」と考える人の割合が圧倒的に多い。

伝統的にみれば、このような人たちは自国通貨を米ドルに変えたり、スーツケースに詰めて庭に穴を掘って埋めておくことで、自分たちの資産を保全していた。しかし、これでは盗難リスクが伴うし、そもそも米国経済が破たんしてしまえば、スーツケースの中身はただの紙くずになってしまう。

また、同じく新興国の政府官僚などには、汚職によって得た違法収益を誰にも知られずに隠ぺいしたいというニーズが一定数存在する。これはマネーロンダリングを行うテロリストたちにも同じことがいえる。これまでの彼らの上等手段はタックスヘイブンの秘密口座に隠しておくことだった(少なく見積もっても世界経済の10%くらいは地下経済で成り立っていると思う)。だが、最近ではタックスヘイブンはCRS(=情報交換協定、各国の非居住者口座を居住国の税務当局に自動交換する仕組み)の運用開始により非常に使い勝手が悪くなった。うっかりしていると、いつ口座が凍結されるかもわからない。

そんな中で登場したのが仮想通貨ビットコインである。ビットコインは彼らのニーズを見事に汲み上げてみせた。

ビットコインを構成するブロックチェーンはその仕組上、全ての取引台帳が記録されてしまうものの、全てがナンバリング(数字と文字の羅列)によって管理されるため、あっという間に匿名口座が開設でき、資産を保管するには安全性の高い仕組みが出来上がるというわけだ。

実際、ビットコインの実需は圧倒的に新興国に多く偏在し、インターネットさえ接続できる環境さえあれば、世界中どこからでも取引所にアクセスでき、またどこの国でも保有することができ、低コストで資金移動をすることができるわけだ。つまり、将来的にはさらにビットコインの実需が波及する可能性は十分にあり得る(実際にジンバブエがハイパーインフレになった際、法定通貨が日々目減りするのにあわてて、ビットコインの実需買いに走り、市場価格より割高な価格でも取引が成立したという。仮想通貨は国家に信用がない新興国にこそ価値を発揮するということの一例である)。

もっとも、これらの要因以外にも店舗でビットコイン決済ができたり、海外留学中の子弟に送金したり、といったニーズもあることはあるが、実需と呼べるほどの経済規模はないと思う(現時点で誰も決済に使っている人を見たことがない)。


***

【ビットコインの下落要因】


ビットコインの下落要因は大きく2つあり、ひとつは国家介入によるカントリーリスク、もうひとつは代替通貨への転換が挙げられる。

ひとつはビットコインの取引量はアメリカと日本、中国の3ヶ国で相当の市場シェアを占めているため[※1]、これらの国が徹底的な規制を入れて来たときは一時的な暴落が起こることは間違いないだろう(結局、非中央集権型の通貨であれ、完全に国家の中央政府からは切り離すことはできないのだ)。

しかしながら、ビットコインはそれらの政治圧力を跳ね返すだけのエネルギーを持っていることも事実だ。今年の9月中旬には中国政府が国内の取引所を停止し、その結果大きな不安が走りビットコイン価格が一時的に大暴落した。しかし、暴落相場はわずか3日足らずで元の水準を回復してしまった。さらには中国は11月からビットコイン取引を再開させたことで、さらなる相場加熱状態を演出した(マイニングプール大手はほとんどが中国勢なので、利益を上げさせて自国から出させないやり方が賢明と判断したのだろうか)。

日本だけで取引量が4割を超えるとも言われている、日本国債の大半を日本の金融機関が買っているのと同じようなイメージ。というか、中国系企業のマイニングプールで採掘したビットコインを日本人が高く買っているのが高騰原因ではないのかw(元建て取引はほぼゼロ状態になっている、下記参照)


もうひとつの下落要因はビットコインが他の仮想通貨に取って代わられる可能性があるということだ。
仮想通貨には現在1,000種類以上もあるといわれているが、世界の資金が集中するのは、今のところ圧倒的にビットコインである(仮想通貨マーケットの市場規模から概算して、ビットコイン、正確にはビット系の市場占有比率はすでに6割の市場占有率を持っている)[※2]

つまり逆説的に考えると、どれだけ新しい仮想通貨が出てきたところで、世界の多くの人々がビットコインを支持しているということが仮説として成り立つことになる(この点がビットコインの優位性であり、先行者利益であるともいえる)。

現在の仮想通貨市場ではビットコインが実質的に仮想通貨の世界では仮想通貨となっている。しかし、それが他の通貨に取って代わられるようなことがあれば、ビットコインの相対価値は下落していくことだろう。

(個人的にはイーサリアムにがんばってほしい)

(個人的にはイーサリアムにがんばってほしい)

サイバー攻撃で大量のビットコインが紛失した場合は逆に値段が高騰する。この場合、紛失したわけではなく、誰かのもとに渡ったのと同義なので、盗んだ人間が一気に売却せずにホールドした場合は、浮動比率が低下し、価格は上がる要因となる(供給量をコントロールできないため)。

***


◇ ビットコインはこれから上がるのだろうか?それとも下がるのだろうか?

私の考えでは、もし、ビットコインが仮想通貨の基軸通貨としてでなく、現実世界の国際通貨として成長すると仮定した場合、ビットコインの時価総額が20兆円前後であることを考えると、通貨供給量としては不十分である。

さらに予め埋蔵量が決まっている通貨なので、供給量は先細りとなり、需要が増えれば必然的に価格は上がって行くだろうと思う。

ビットコインはまさに今この領域に到達できるか、通貨としての本質的価値を提供できるかどうかに全てがかかっているともいえる。


◇ ビットコインは今はバブルなのか、それとも適正価格なのか?

私の考えでは、これはわからないと回答せざるを得ない。だってわかんないんだもん#$%&☆§。


なぜならば、ビットコインには相場感というものがなく、適正価格(フェアバリュー)が計算できないからだ。

感覚的には「よぉー、バブってんな~」とは思うが、これまで幾多のトラブル(マウントゴックス取引所の破たんや
ハードフォーク問題、中国の取引所問題など)で下落を繰り返しながらも価値を落とすどころか、逆に価値を上げてきた経緯があることを考えると、これらを広義の調整局面とみなすこともでき、緩やかに適正価格(?)に向けて、上昇しているという解釈(拡大解釈)も成り立つ。


だから、バブルバブル!といいつつも、正直なところはわからない。

***


【世紀の空売りチャンス到来か?】

去る1210日にCBOEに上場、初日から24%も値上がり、ビットコインは華々しくウォール街デビューを飾った。


ビットコイン先物の値動きは、これまでと変わらない乱高下そのもので取引を終えた。サーキットブレーカーが2回も発動する事態に陥り、値上がりには一層の弾みがついた一方で、投資家にはさらなる不安を増幅させる結果となった(原資産価値を13%も上回るプレミアムが付いた、もはや意味がわからんw)。


現在、ビットコインが史上最高値であることは言うまでもない。10日からCBOEが上場し、この後18日にはCMEへの上場が、来年にはNASDAQへの上場が控えている。

今まで現物市場しかなかったところに、複数の先物市場に多元上場したらどうなるのだろうか?

今回の先物上場は、投資家に空売りの手段をもたらすが、ほぼ素人だけで構成されているマーケットに圧倒的資金力を持つ機関投資家が参入してきたらどうなるのだろうか?

私の知る限り、大多数の素人で構成されている市場に、後から機関投資家が参入するパターンは始めてみるケースだ。しかも、その商品の現物は発行体を持たないのだという。

とても興味深い。

ビットコインの現在のマーケットは、約6割の投資家がホールドし浮動比率は4割程度と言われている。現在のマーケット規模が20兆円程度と仮定し、その4割だと8兆円が浮動比率となる。

これくらいのマーケット規模だと、機関投資家レベルであれば十分に市場操作(切り崩し)ができてしまうレベルだ。

私の予想では、上場直後にいきなりショート(空売り)で仕掛けてくる可能性もゼロではないが、おそらく機関投資家の多くはいったん大きく買い上げる。そして、90°に近い角度の急騰劇を演じ、その後本格的なショートで切り崩しにかかるのではないかと思う。

少しでも高い位置から値崩れさせたほうが、買い玉のロスカットを巻き込みながら暴落相場を形成することができ、膨大な利益を手にすることができるからだ(※予めプットオプションを敷き詰めておき、上から先物のショートで切り崩せば、インザマネー(ITM)で収益が数百倍に跳ね上がる。むしろこっちのほうがバブルだな笑)。

マーケットの世界にモラルは通用しない、" Winner takes all(勝てば官軍)"がこの世界の鉄則だ。

***

ビットコインは短期的には急騰→大暴落、その後長期にわたって緩やかに上昇を続けていくように思う。

ビットコイン先物が上場し、投資環境がようやく整おうとしている。だから一時的に値崩れを起こすことは前向きに捉えれば好転反応だと思うし、機関投資家が本格的に参入すれば、ビットコイン価格はむしろ高値圏で安定していくのではないかと思う。


これがチャンスだと思えば空売りの準備をすればいいし、怖くて手が出せないなら下がった時に買えばいい。また、何もせずに見送るという選択肢もありだと思う。あくまでも投資は、いや投機は自己責任でお願いしたい...。

マーケットは常に変動する。上がったものは下がり、下がったものはやがて上がる。

そしてバブルというのは手を変え、品を変え、何度となく私たちのもとにやって来る。

いつの時代もそうだろう、人々の過度な期待感からこの奇妙な現象は生まれ、人々の欲望によって育てられていくのだ―

 

アベノミクスとトランプノミクス~調整局面?~


眠れないのでメモ、ふぁ~あ(/ 0 ̄)~゚.


ドル円の強弱レシオが1時間足で逆ザヤになりそうな件

20170510_013424

【日本】:当時の民主党の野田首相が衆議院を解散したのが2012/11/16、政権交代によるアベノミクスの期待感から株式が全力で買われ始めたのが週明けの2012/11/19からだったと記憶している。


【アメリカ】:トランプ大統領がヒラリー女史を破って当選したのが
2016/11/09、サプライズで株式相場がいったん下落したがトランプノミクスの期待感で翌々日の2016/11/11から上昇に転じた。


信用取引の決済期限は
6か月、これはマーケットのルール。


アベノミクスの期待感から買われた株式市場では何が起こったか。


2012/11/19
から6か月と4日後の2013/05/23に日経平均株価が大暴落。


***

アメリカでは
2016/11/11くらいから買われ始めた信用取引の決済期限が間近に迫っている。今日は2017/05/10。明日でちょうど6か月...



ドル円も先ほど
114円を超えたが(シカゴ先物は日経平均2万円を回復)、両通貨の強弱レシオを見る限り、ドルが買われているわけではなくて、円が売られているのが原因のようだ。



まぁ、日本は何だかんだ言っても純債権国なので、海外の企業や投資家は円を売って外貨を調達して(外貨に化けた円を使って)企業活動や投資活動を行っている。


つまり、、、為替は交換比率の取引なので外貨を調達するためには相対的に円が売られるわけだけど、どこかで必ず手仕舞う(外貨に化けた円を元に戻す)タイミングが来るので円転(円の買戻し)が起き、結果として円高にならざるを得ないという運命にある。

何だかなぁ~、マーケットの動き方があの頃と類似している、、、

変な胸騒ぎがするのは私だけだろうか
...

【アベノミクスの調整局面】:2012/11/19 → 2013/5/23

6か月と4


【トランプノミクスの調整局面】:
2016/11/11 → 2017/5/XX

明日でちょうど6か月、今週末はSQだね...。


Sell in May...


あ、深夜の独り言です
w


※この先マーケットがどうなるかは私にはわかりません、マーケットのことはマーケットに聞いてください。

※私が一時帰国するとどういうわけかいつも円高になります。私は、、、これから日本に帰ります♪♪♪

※飛行機
6時フライトですが、無事に起きれるかどうかわかりませんw


(参考:「実体空間と電子空間」)
(参考:「国際分散投資④~アセットアロケーション~」)


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