柱の裏の落書き

ひまつぶしにぶつぶつ書いてみる

ラブアン

沖合に浮かぶ小さな島~ラブアン訪問記~


沖合に浮かぶ小さな島。

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シンガポールからクアラルンプールを経由してラブアン島にやって来た。

ラブアンは、クアラルンプール、プトラジャヤと並ぶ連邦直轄領のひとつで、マレーシア東部サバ州の沖合いに浮かぶ小さな島だ。

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この島を訪れる人といえば、コタキナバルからブルネイに渡航するフェリーの経由地のため、せいぜい乗り継ぎのバックパッカーが立ち寄るくらいのものだろう。


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島の中心部バンダルラブアン地区

また、ラブアンは
1990年にマレーシア政府がオフショア金融センター(通称:LOFSA)を設立して以来、近年はタックスヘイブン(租税回避地)として注目され始めている場所でもある。

アジアのタックスヘイブンといえば、香港やシンガポールが有名だが、正直なところ、ラブアンはパッとしない寂れた港町という印象を受ける。

LOFSA設立当初の時代背景を考えれば、マレーシア政府はおそらく、香港の金融センター1997年の中国返還後に国際的地位を失うことを密かに期待し、新たな外貨獲得の受け皿となるべくオフショアセンターを設立したのだろう。

ところが、返還後も香港の国際金融センターとしての地位は向上し続け、さらに隣国シンガポールからも大きく引き離され、マレーシア政府の思惑は
完全に外れてしまった。

しかしここで、
2000年代に入ると、人類史上かつてないほどの大革命が起きる。


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出典:「
With Great Opportunity Comes Great Responsibility: The Role Of Business In Shaping Internet Policy

そう、IT革命だ。

ブロードバンドの急速な普及とともにITインフラが発達し、商取引が電子化され、私たちの経済活動の多くは物理的な制約から解放されるようになった。

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出典:「
Importance of Information Technology in Business


その結果、
金融取引を初めとする電子商取引の多くは、より税率の低いオフショア地域を求め、ラブアンへと資金が移動し始めた(実効税率で見れば香港16.5%、シンガポールが17%なのに対して、ラブアンはわずか3%である)。

ラブアンは上記のようなパラダイムシフトの恩恵によってその価値が再検討され、近年注目を浴び始めたと考えられる設立から25年経った今でも、特に島自体が発展しているようには見えないが...。 


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窓を開けると亜熱帯の風、まさに南国気分だ。


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しばらくの間、ゆっくり休暇を取るにはいい場所かもしれない。

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*****

ホテルを出て、
タクシーで周囲を回ったが本当に何もないのどかな島だ。


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免税港。ここを通過する貨物は全て免税扱いとなる。

考えてみれば、資源や産業に恵まれないラブアンのような島国は、税率を低くすることにより外資系企業を誘致し、外貨を獲得する戦略を取るしか生き延びる術はないのだ。


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こちらは倉庫街。日中は暑いので、ほとんど人影も見当たらない。

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関税が全くかからないのでアルコールやたばこ、香水などが非常に安く購入できる

*****

この島は、注目され始めているとはいえ、周辺諸国の経済発展から完全に取り残されてしまったかのように見える。

クアラルンプールから飛行機で
2時間余り、沖合に浮かぶ小さな島。

ケイマン諸島やバミューダ諸島など、たまに新聞紙面を賑わすタックスヘイブンの実態は、おそらくどこもこんな感じなのだろう。

とはいえ、法人設立候補地としてせっかく視察に来たので、金融センター(
LOFSA)に足を運んでみることにした。


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ラブアンオフショア金融センター(LOFSA

一般的にタックスヘイブンは、マネーロンダリングの温床とも言われており、正直なところ暗いイメージしかなかったが、実際に足を運んでみると想像していたよりまともな場所だった。

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ここが受付

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ここは会議室

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ラブアン法人の設立・管理を代行するトラスト(信託会社)の一覧表

LOFSAの担当者にオフショア法人設立を検討している旨を伝えると、設立代行業者の一覧表をくれた。

1990年から2015年現在までに延べ1万社以上の法人が設立されている実績を考えると、年間の設立数は単純平均で400社くらいだろうか。

全部でトラストが40社くらいあるので、1トラストあたり平均で250社程度を管理していることになる(世界有数の大手会計事務所もラブアンで設立代行サービスを行っているようだ)。

これからもっと増えていくのだろうか。

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LOFSAの周辺は何もない集落だ

昼食後にトラストをいくつか訪問しようと金融センターに戻り、受付で入居テナントの一覧表を見せてもらった。


ところが
...


ここで驚愕の事実が発覚する。

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なんと世界中の大手金融機関が、この小さなビルの中に拠点を構えているではないか!

可能なかぎり金融機関を回りインタビューを受けたが(何とも迷惑な話だ)、法人口座に限ってのみ口座開設が認められているようで、個人口座の開設をするには莫大な預金をしなければならないとの回答だった。

大手会計事務所を含むトラスト業者と世界中の大手金融機関の見事な連携プレー。

それらは決して胡散臭いペーパーカンパニーではなく、現地の人々を雇用し、賃金を支払い実体のあるオフィスを構えて法人向けの業務を行っている(ここがポイントだ)。

人口わずか
9万人足らずの小さな島、香港やシンガポールと違ってローカルの人々がここに来ることもないだろう。

では、彼らはここで一体何をやっているのだろうか?


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おそらくだが、
トラストは法人の管理業務によって世界中から集めた資金を、別のフロアにある銀行のオフショア口座で管理させているのだろう(このビルの中だけで取引が成立する)。

それと同様に、オンショア法人はオフショア法人を使い、アジア諸国で得た利益を本国には戻さずに、ラブアンのオフショア口座にプールする(本国に戻さないかぎり課税タイミングが猶予されるため、ほとんど税務コストをかけずに合法的に再投資に回せることになる)。

このスキームが合法とされるのは、

まず前提として、
マレーシアは二重課税の防止策として、諸外国との間で租税条約を結んでいる。




ラブアンはマレーシア連邦直轄領のため、当然ながらマレーシア本土との租税条約が適用される。



マレーシアが諸外国と租税条約を結んでいるということは、
租税条約は当然ラブアンにも間接適用される。



マレーシア本土とラブアンの間に租税条約が適用されると、二重課税の防止策として、ラブアン法人はマレーシア本土ではなく、ラブアンに法人税を納める。



ラブアンはタックスヘイブンなので
法人所得はマレーシア本土の25%に比べて、わずか3%の低税率で税務コストを削減できることになる



ゆえに、ラブアン法人は
3%の税金さえ払えば、マレーシアと租税条約を結んでいる他国に法人税を納めずに済む(※正確には3%2リンギットのいずれかを任意選択できる)。


まるでアリストテレスの弁証法のようだが、彼らは上記のような租税回避スキームを利用して法人業務を行なっているのだろう(※日本居住者の方はオフショア法人を安易に設立したところで、取締役を含む現地従業員の雇用や賃金の支払い、ビジネスとしての実体がないと租税回避が無効となるので注意のこと!)。

※日本とマレーシアは租税条約を締結しているが、ラブアンは対象外となっているため、このスキームが有効かどうかはわからない。 

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上記のような取引はラブアン島内というよりも、厳密に言えばこのビルの銀行内の、さらにオフショア口座という電子空間の中だけで、莫大な金額の資金移動が行われているのだ。

一見すれば、「島自体が発展しているようには見えない」と先に書いたが、私はどうやら大きな勘違いをしていたようだ。

考えてみれば金融経済と実体経済は全くの別モノであり、この島で暮らすローカルの人々にとっては無縁の世界の出来事なのだ。

というのも金融経済にとって、ラブアンの果たす役割は、ただの帳簿上を行き来する電子データの通過点にしかすぎず、
LANケーブル(ホース)の中を通過する電子データ(水)が島に潤いをもたらしてくれるわけではないからだ。

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出典:「Outdoor Conservation Tips 

タックスヘイブンは実体経済と金融経済の交差点であり、

しかしそれは皮肉にも、決して交わることのない立体交差点となっている。

両極が物理的に
最も近づくはずの場所は、決して交差することがないのだ。
 

*****
 

私はこの島に滞在して、「今までの自分の常識が間違っていたのではないか?」と考えるようになった。


多くの人々が行き交う大都会のオフィス街を歩いていると、ここが金融経済の中心地だと思うことがある。

だけど、もしかしたらそれは私の単なる錯覚だったのかもしれない。

私たちが
今まで中心だと思わされていた都会という場所は、単に労働者を効率的に囲い込むために用意された快適な収容所であり、一見すれば何の変哲もないような小さな島の一角に、本当の中心地があるのかもしれない。

おそらく、こんな話を誰かにしたところで「お前は気が狂った」と言われるだけだろうけど
...


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自転する地球の裏側まで領土を拡げることができれば、いつもどこかが太陽に照らされている「日の沈まない国」を創ることができる。

かつて世界屈指の海軍力と自由貿易主義政策のもと、地球上を
植民地として領土化し、ユニオンジャックを掲げさせた大英帝国。

彼らはかつての支配力は失ってしまったように見えるが、独立した多くの島国はその後タックスヘイブンとして姿形を変え、現代も金融経済に強い影響力を持ち続けているようだ。


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ラブアン島の夕暮れ。陽は沈み、またどこかの領土に陽が昇る

現在、タックスヘイブンと呼ばれる地域には数百兆円ともいわれる莫大な富が蓄えられていると聞く。

人口がわずか数万人、平均月収が
6万円程度の人々が暮らすこの小さな島で、日々いったいどれだけのお金が動いているのだろうか?

もっとも、ここでいうお金とは、
物理的な紙幣のことではなくて、帳簿の上にコンピュータが書いたり消したりしている数字の羅列データがあるだけの話だ。

実体経済と金融経済の立体交差点、いろいろ考えさせられる視察旅行だった。


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沖合に浮かぶ小さな島。

しばらくの間、ここに住んだらいろいろな発見があるかもしれない
...

居住地選択について考える


シンガポールは今日も暑い...


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ここは常夏の島国
...

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今年に入ってから面白そうな商売のお誘いが来たので、ジョインさせていただくことにした。

早速、今回のパートナーを組む投資家の
Kさんとミーティングをした。

私:「さぁて、何から始めましょうか?」

K:「まずは居住地決めようか」

私:「ええっ、引っ越しですか!?」

K:「そう、①税金が安くて、②治安が良くて、③交通インフラが整っていて、住みやすそうなとこ。まぁ、どこでもいいよ~」

私:「
OK、探してきます~」

人生はノリと勢いと少しばかりの運さえあれば何とでもなる。


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早速、行ってきた。



*****



ドバイ(アラブ首長国連邦)】(
2015.05.30~06.05


シンガポールから飛行機で約
7時間。

まずやって来たのは、近未来都市ドバイ。

チャンスがあれば住んでみたい憧れの場所だった。

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市街地へ

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現在、ドバイは建設ラッシュ真っ只中、世界中のクレーンの
1/3が結集しているとも言われている。

隣国アブダビは言わずと知れた世界有数の産油国、オイルマネーを猛烈な勢いで流し込み、イスラム金融の中心地として発展させる計画なのだろう。


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ブルジュハリファ、世界一の超高層ビル20155月現在)

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ドバイモール、世界最大のショッピングモール20155月現在)

ドバイの人々は世界一の○○という称号が好きなのだろうか?

オイルマネーで潤う金融都市ドバイだが、街を移動して思ったのは、何とも言えない無機質で不自然な計画都市という印象だ。

金の力にモノを言わせて、灼熱の
砂漠のど真ん中に豪華な建築物をひたすら並べているだけのように思うのは私だけだろうか?

さらにもう
1つ感じたのは、幹線道路であるシェイクザイード通りに沿ってドバイ国際空港~ジュベルアリ間を結ぶドバイメトロが並行して走っているものの、環状線がないために、交通の便が非常に悪く感じた。

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赤い線がドバイメトロ、空港とジュベルアリ間を結ぶ。アナウンスを聞いても駅名が聞き慣れない名前なので、現在地を点灯させるなどツーリストへの配慮が望まれる。

これだと車を持っていないと、郊外に移動する際は、タクシーで移動するか、歩いて街を移動するしかない(とてもじゃないが暑すぎて街を歩けないよ)。

実直な感想として、ドバイは観光するにはいいかもしれないが、住むには適さないかもしれない。

もっとも、ヘリコプターに乗ってトイレットペーパーを買いに行くようなお金持ちにとっては住みやすいかもしれないけれど。

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こちらはシンガポールのメトロ。現在地を点灯させ、次の駅が点滅表示されているため非常に親切だ。

だいぶ辛口評価ではあるが、東京や香港・シンガポールなどの交通インフラが発達した街に慣れてしまった人間にとっては、この街で生きて行くには慣れるまで非常に時間がかかると思われる。

さらに、自動車の移動について言えば、とにかく信号が少ない。これにより、信号待ちのストレスからは解放されるメリットがある一方で、ひとたび曲がる道を通り過ぎてしまうと、だいぶ遠くまで行かないと
Uターンして元の位置まで容易に戻ることができないというデメリットがある。レンタカーを借りて街を移動される方はこの点、注意が必要だ。

もっとも、悪い評価ばかりしてきたドバイではあるが、産油資源に乏しく、観光産業に力を入れている国だけあって、空から眺めは人工美に酔いしれる最高の街並みだったことを付け加えておきたい。

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パームジュメイラの幹を通ってヘリポートへ向かう

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離陸!

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アトランティス・ザ・パーム

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人工衛星からも目視できる人工島パームジュメイラ

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ブルジュ・アル・アラブ、海上に浮かぶ7つ星ホテル(アゴダで宿泊費を調べると1泊何と38万円!w

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300以上の人口島で構成されるザ・ワールド。まさにハンドメイドの世界地図であり、世界中の富裕層たちが別荘を建て、ヘリコプターやボートで遊びに行くらしい...

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どうでもいいが、ドバイはナスカの地上絵でも作るつもりなのだろうか(笑)


*****


さて、地上に戻り会社登記候補地のジュベル・アリへ向かう。


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フリーゾーンに到着

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おい

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何もないぞ


現地の人たちから「何もないから行くだけ無駄だよ」と言われていたのだが、本当に何もなかった。

メトロの駅を挟んだ向こう側は倉庫街になっていた(そちら側がメイン、休日で入れなかった)。


*****


ドバイの中心街を離れて、下町のデイラ地区を散策してみたが、治安の良さに驚いた。
リゾート気分は全く味わえないが。

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裏道に入っても特に身の危険を感じる場所はなかった

出稼ぎと思われるインドやパキスタン、スリランカ系の住人が多く見られ、物価も非常に安いので、食事やホテル代の
コストを抑えて滞在したい方にとってはおススメのエリアだ。

ドバイは全般的に
物価が非常に高いので、あっという間に財布からお金が出て行ってしまう。

おそらく今まで訪問した国の中ではスイスと同様か、あるいはそれ以上に物価が高い印象を受けた(もちろんシンガポールもかなり物価が高いが
...


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アブラと呼ばれる渡し船、アラブらしい雰囲気が残る

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夜のデイラ地区、ナイトクラブに行けば諸外国との下半身外交ができる(らしい
w

政府に頼らず、民間レベルでの国際交流はとても大切なことだ。

と思う。

なお、コーディネートしてくださったドバイ在住の日本人の方から「ドバイのジュベルアリよりも隣国にアジュマーンという国があるから、そちらで会社登記したほうが税制も緩いし物価も安く生活コストを抑えられるため、検討してはどうか?」とアドバイスをいただいた。

せっかくだから行ってみよう、タクシーでアジュマーンへ向かった。



アジュマーン(アラブ首長国連邦)2015.06.02~06.03



タクシーでドバイから
30分ほど北上すると、シャルジャ首長国を越えてアジュマーン首長国に入る。

アラブ首長国連邦は
7つの首長国が合併して1つの国家を形成しているが、アブダビの国土が全体の8割くらいを占めており、他の首長国は少しタクシーで移動すれば到着してしまうくらいの小さな国土だ。

しかも各首長国の間には出
国審査がないため、アメリカのように気軽に移動できる。この点は非常に便利。


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アジュマーン市街地

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ペルシャ湾沿いの倉庫街、世界中の貨物がこのフリーゾーンに集まる(ジュベルアリもこんな感じだった)

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フリーゾーンの受付、貿易商人が多いのだろうか。ここで金融業やコンサル業をやる人は少ないだろう。

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アラブの人たちは気さくな人たちが多い、写真撮ってるとみんな寄ってくるw

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ペルシャ湾沿いのビーチ、砂漠なのか砂浜なのかよくわからない。海に入るまでに熱中症で倒れてしまいそうだ。

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とにかく食料品全般の物価が非常に安く、生活コストを抑えられそうな街だ。


*****


余談だが、ここで手元の
UAEディルハムが底をついてしまったので両替所を探すことにした。

ところが、土地勘がないことに加え、両替所がそもそも少ないらしく、おまけに暑くて街を歩けないのでタクシーで両替所に連れて行ってもらうことにした。

結論から言うと、アラブはやはり遠い国だ。

ドバイから遠く離れたこの街では、日本円やシンガポールドルは超マイナー通貨であり、両替可能な場所を探すだけで
1時間近くかかってしまった。

マイナー通貨は当然、換金レートが悪いので、たかだか
2万円くらいの両替に手数料が8,000円近くもかかってしまった(為替手数料+タクシー代)

ドバイを離れて他の首長国に移動する方は、
USドルを持って行くか、ドバイ空港で事前に両替しておくことを強くお勧めしたい。

アラブはやはり遠い国だ。



ラアス・アル=ハイマ首長国(アラブ首長国連邦)2015.06.02~06.03



アジュマーンからドバイに引き返せばよかったものを、妙な冒険心が芽生えてしまい、さらに北上してラアス・アル=ハイマ首長国まで行ってみることにした。

ただでさえ日本人がいない場所、タクシーの運転手は
ラアス・アル=ハイマに向かうクレイジーな日本人を不思議そうな顔で見ていた...

タクシーは北へ北へと進む。

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どこまでも続く灼熱の砂漠地帯。

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砂漠...途中ラクダの親子が歩いていたような...

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砂漠...

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砂漠......

人間というのは想像力が働く生き物なので、ここに住んだ場合、自分のライフスタイルがどのように変化するのかイメージできる。

仮に、ドバイ在住の友人から「今からご飯でもどう?」と誘われた場合、この延々と続く砂漠の中をドバイまで遊びに行けるのかと想像してみたが、私はおそらくここには住めないだろう。

しばらく経ってからタクシーの運転手に告げた。

「もういいよ、戻ろう...


もしかしたら、この砂漠の先には美しい楽園があるのかもしれない。

ただ
...私にはこれ以上進む忍耐力がなかったようだ。

中心部にたどり着けず滞在先のホテルに戻った。

もうここへ来ることはないだろう。


*****


中東の視察から得たものは、とりあえず「中東は暑すぎて住むのには適さない」という確信だ。

さらに時差の問題もある(この点でヨーロッパとアメリカは選択肢から除外した。また、税率が高すぎるため東京も選択肢からは除外した)。

グローバル社会といえども、日本の顧客が過半数を超えるような商売をするのであれば、アジア圏内で居住地を探したほうが、電話対応などを考えれば大幅なメリットがある。

中東圏と日本の時差は5時間、アジア圏との時差は34時間なので許容範囲だと思っていたが、このあまりにも微妙すぎる時間のズレは後々大きなストレスになるように感じた。

もっとも、多言語のコールセンターを設置して、
24時間営業ができるくらいのスタッフを確保できる規模であれば、世界中で人件費が割安な国に拠点を構えればよいだろう。

ただ、単身で乗り込んでゼロベースから商売を始めるには、軌道に乗るまで自分一人で全ての業務をこなす必要があるので、このズレは大きな負担となりそうだ(仕組み作りから手探りで始める創業メンバーはこういうところが大変であり、同時にやりがいでもあるのだが)。

ちなみに、アジュマーン首長国は法人登記において現地で従業員を駐在させる義務はあるものの、帳簿作成不要・会計監査義務不要のため、タックスヘイブンと同様、規制に縛られることなく柔軟な経営を実現できそうである(
UAEは税金という概念は存在しないが、タックスヘイブンに分類されるかどうかは定かでない)。

アジア圏にもこういった場所があればよいのだが。

ひとまずシンガポールに戻ることにした。


*****


シンガポールから東京に調査を依頼したところ、アジア圏の中でも低税率国、あるいはほとんど無税国といったタックスヘイブンは多数存在しており、マレーシア直轄領のラブアン、パラオ、サモア、バヌアツなど、いくつか
UAEと同様のメリットを享受できる候補地があるようだ(香港・シンガポールは低税率国に含まれる。これらの国々は税率は存在するのでタックスヘイブンというよりもタックスプリファードといったほうが適切な表現かもしれない)。

この中で私が住めそうな場所はマレーシアくらいだろうか。マレーシアにはマレーシア法人とラブアン法人があり、ラブアン法人は就労ビザを確保できれば、取締役は非課税扱いとなり、マレーシア本土にも住めるらしい。

これはすごい話かもしれない

さっそくラブアン行きの航空券を確保して、ひとまずシンガポール海峡の向こう岸、ジョホールバルへ日帰り視察に行くことにした。



ジョーホールバル(マレーシア)2015.06.07



ジョホールバルへはバスかタクシーで行くのが便利だと思う。マレー鉄道でも移動できるようだが、
1日に23本しか運航していないので何かと不便だ。

今からちょうど
2年前、友人の車でご飯を食べに連れていってもらったことがあるが、発展著しいイスカンダルの地を視察したいこともあり、タクシーで国境を越えることにした。

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MRTブギス駅を降りて少し歩くとバス停の隣にタクシー乗り場がある。

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タクシーは相乗りで一人当たり
1,200円程度、所要時間は40分くらいだったと思う

ウッドランドのチェックポイントを越えてシンガポール海峡を越えるとマレーシアに入る。

なお、相乗りした華僑系のオジさんに「遅くても
17時くらいまでには帰ったほうがいいよ」とアドバイスをもらった。

後で、この発言が何を意味していたのかを身をもって体験することになる
...

人の話は最後まで聞かないといけないね...

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市街地へ向かう

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至る所にクレーンが見える、イスカンダル計画に向けての建設ラッシュ真っ只中だ。

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そうかと思えば、道路の反対側は集落が続いている。何だかアンバランスな街だな
...

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JBセントラル駅構内、マンション販売会社の勧誘がとにかくしつこかった。

イスカンダル計画の土地や物件は、果たして本当に売り手市場なのだろうか?(物件を売り捌くのに必死のように見えた...

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やっぱりマレー鉄道は本数が少ないみたい

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ケンタッキーのセットで
300円くらい、こりゃあ安い♪

ジョホールバルはシンガポールに比べて相当に物価が安いので(
6割くらいか)、JBセントラル駅前に住んでマレー鉄道に乗って必要な時だけシンガポールに移動できれば、かなりの生活コストが削減できるだろう。

と思ったが、マレー鉄道で移動することを考えると現実問題としては難しそうだ。本数が少なすぎる。

もっとも、2019年にシンガポールのMRTジョホールバルまで延伸予定なので、その後は住みやすい街になるのだろうか?

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JBセントラル駅前

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ショッピングモールも充実している、日本料理もあった


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なお、ジョホールバルには日系スーパーのジャスコがあり、現地の人たちで賑わっていた。

しかしこのショッピングモール、とてつもなくデカい。

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ジャスコがあるので日本の食料品が容易に調達できるのは居住地選択としては大幅なプラスだ。

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日系テナントが多数入居する
シンガポールのリャンコート

シンガポールにもリャンコートという明治屋など日系企業が多数入居するビルがあるが、ジョホールバルのほうが遥かに物価が安いのは魅力的だ。

しかし、マレー鉄道に乗れば国境を越えてシンガポールにも移動できるものの、本数が少ないのはマイナスだ。

もっとも、ジョホールバルは鉄道網がないため、車社会であるから、タクシーの移動がメインと考えると、
MRTが開通するまでは、私にはちょっと住めないかもしれない。

タクシーでグルグル街中を回ったが、自転車で食料品を買い出しに行くにはちょっと距離的に遠すぎるかな。

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シンガポールへ戻るため、国際タクシー乗り場へ向かう

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海岸沿いもクレーンの数がすごい!

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海峡の向こう岸がシンガポール、すぐに帰れるはずだったが...

旅にトラブルは付き物、帰り道にとんでもない目に遭うことになるとは夢にも思わなかった。

まず、国際タクシー乗り場に着いてタクシーを待つが、肝心のタクシーが来ない(日曜日の夜のせいなのか?)。


30分に一度くらいタクシーが来るが日本のパスポートを見せると、なぜか相乗りさせてくれない(シンガポールのパスポートを持っている人間が優先されていたように思う。これじゃあ順番待ちの意味がないじゃないかよ~)。

何人かのドライバーに「シンガポールに戻るなら乗せて行ってやる」と言われるが運賃が何と
100SGD9,000円くらいか)、果たしてボッタクリと言うべきなのか、市場原理による需要と供給が正しく作用していると言うべきなのか...

早く帰りたいので、仕方なくバスで帰ることにした。

ドライバーたちが
80SGDまで値切ってきたが無視!(正規料金は50SGD

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バス乗り場は反対側

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とんでもない行列
...

想定外はなおも続く。

バスに乗ったはいいが、シンガポールに戻るにはマレーシアの出国審査とシンガポールの入国審査を別々に受ける必要がある(タクシーであれば車内からパスポートを提示するだけ)。

以前、フランスからスイスにバスで国境越えをしたことがあるが、その時はバスに乗ったまま出入国管理官が一人一人のパスポートをチェックしていた記憶がある。

ところが、このバスはマレーシアの出国審査で全員が強制的に降ろされ、
バスのドアが開いた瞬間に、全員が猛ダッシュでゲートに向かう。ゆえに審査待ちの大渋滞が起こる。出国ゲートの出口で早い者順にバスに乗れるからだ(とんでもないローカルルールだ!)。

さらに、ゲートから出た順にバスに乗っていくため、ジョホールバルで乗ったバスとは違うバスに乗り込んでシンガポールの入国審査場に向かうことになる(ジョホールバルではキレイなバスに乗れたが、
出国ゲート~入国ゲートはボロいバスに乗るハメになった)。

同様にシンガポールの入国審査で全員が降ろされ、上記と同様のことが起こる。

こうして考えてみると、ヨーロッパとアジアの国境に対する概念の違いがよくわかる。

ヨーロッパの国境線の感覚とアジアの国境線の感覚では、ヨーロッパのほうが国境線は実線というよりも点線に近いのかもしれない。

今年
2015年は記念すべきASEAN統合の年、もう少し出入国審査の簡略化が望まれるところだ。

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ここはマレー鉄道のウッドランド駅だと思う

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ウッドランドチェックポイントからクランジ駅までローカルバスで移動、その後
MRTに乗り継ぎ、帰宅したのがAM2時前...

軽い気持ちで視察に行ったはいいが、帰りは
4時間以上もかかってしまった。

しかも、この22時間後に再度マレーシア出国が控えているw

郷に入りては何とやら、華僑系のオジさんのアドバイスに従うべきだった。


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海峡の向こう岸がシンガポール、マレーシアは近くて遠い国だった...


たしかに、イスカンダル計画の舞台となっているジョホールバルは膨大な数のクレーンが立ち並ぶ、まさに発展途上の街であり、強い熱気を感じる街だった

Singapore

しかし、その一方で、シンガポールのMRTが延伸された2019年以降のことを想像すると、国境線を跨ぐ以上は、出入国審査や税関手続きが必要となることから、手続を簡素化しないかぎり、ヒトやモノの移動はスムーズにはいかないのではないか?という印象を強く受けた。

Hong Kong

イスカンダル計画は香港とカオルーンをロールモデルにしていると言われているが、国境線の障壁があるため、個人的な印象としては経済圏の統合実現には懐疑的にならざるを得ない。

海峡を渡るのに
4時間...

もう行かねぇよ
...



ラブアン(マレーシア連邦直轄領)
2015.06.09~06.11


沖合に浮かぶ島ラブアン。

シンガポールからの直行便がないため、クアラルンプールを経由してやって来た。

おそらく、こんな事がなければ人生で来ることはなかったであろう場所。


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一見すると何の変哲もないこの小さな寂れた島は、私に「大きな衝撃」をもたらすことになる。

ラブアン島の訪問記は、後日改めて書くことにしたい。

※「沖合に浮かぶ小さな島~ラブアン訪問記~
2015.07.07追記

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ひとつだけ書いておきたい。

食事中、飛んでくるハエを手で払い除けながらあることに気付いた。

そういえば、ドバイには虫がいなかったように思う。

砂漠というのは、やはり動
物にとって生存には適さない場所なのだろう...



クアラルンプール(マレーシア)】(2015.06.15~06.19



シンガポールから飛行時間わずか
40分程度。

LCC(格安航空会社)を使ってクアラルンプールに視察に行くことにした。

ラブアンで、「ある」衝撃を受けた私は、この時点でマレーシアに移住する決意が固まりつつあった。

今にして思えば、ラブアンからシンガポールに戻らずに、そのままクアラルンプールに滞在するべきだったのかもしれない。


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LCC初体験だったが、近隣諸国を視察するには非常に便利な乗り物だ。

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ペトロナスツインタワー

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ブキット・ビンタン周辺、信号の存在意義について本気で考えさせられた...

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クアラルンプールは
交通機関が充実しているため、極めて移動がしやすい街だ。

さらに、日用品から、タクシー代、ホテル代に至るまで全般的に物価がとにかく安い。


日本人の海外移住ランキング上位に選ばれる理由がわかる気がする。

もしかしたら、シンガポールよりも住みやすい街かもしれない。

信号がもっとしっかりと動いてくれれば
...


*****


クアラルンプール郊外にも足を運んでみた。

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セガンバット駅より(KLコミュニケーター

クアラルンプールは少し電車で移動すれば、あっという間に郊外になる。

ASEAN諸国の首都に比べると、東京がいかに巨大な都市であるかということがわかる。

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打ち合わせのため、タクシーに乗って高級住宅地のモントキアラに向かう

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ここは何というか、クアラルンプールとは別物と考えたほうがいい

東京でいえば、田園調布とかそういう場所に該当するのだろうか。

モントキアラのような閑静な街は、家族持ちなどの落ち着いた方々が住むにはいい場所だと思う。

繁華街好きの私には退屈すぎて住めないかもしれないが
...

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インターナショナルスクールもある

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鯉が泳いでる♪

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夕方の移動は絶対に避けるべき、大渋滞に巻き込まれた
...

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夜のペトロナスツインタワー、メッチャきれい!

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ラジャチュラン付近でクラブ
ZOUK発見!

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もちろん入る
w

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マレーシアは戒律が緩いのだろうか、イスラム教国家の割にはナイトスポットが充実している

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ブキットビンタン駅近くのHSBC10...

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毎晩お世話になってしまった
...

賛否両論あれども、ゲイランのようなガス抜きの場所は男性にとっては必要だと思う。

下半身外交は世界を救うのだ
w

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参考までにシンガポールのゲイラン地区

ドバイ、マレーシア、そしてシンガポール。

夜の治安状況はとりあえず問題なし。

日本は風営法が改正(改悪)されて、ナイトスポットが非常につまらなくなってしまった。

クラブ営業を深夜
0時で閉店させてしまった今、若者たちはエネルギーを発散させる場所がなくて困っているのではないだろうか?

何でもかんでも規制をかけて
厳しくしてしまうのはいかがなものか...


*****


世界中どこの街でも言えることだが、観光スポットというのは通常、化粧をしたキレイな側面しか見ることができない。

街の本当の姿を知るためには、ありのままのスッピンの街も併せて視察したほうがよいと思う。

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プドゥ駅の駅前、環状線沿いとは思えないほど町並みが前近代的だ

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お分かりだろうか、インフラに対して街の再開発が追い付いていないということ

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アジアっぽいっすね~♪

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クアラルンプールは総合的に判断して、だいぶ住みやすい街だと思う。

治安も良く、②物価も非常に安い

おまけに、③交通インフラもしっかりと整備されている

ASEAN諸国全般について言えることは、日本と比べるとまだまだ発展途上の国であり、あらゆる点において粗い印象を受ける。

逆に言えば、それだけ日本という国が完成された成熟国家になっているということなのだろう。

人生は一度きり、上昇気流が吹く成長期の街でしばらく暮らしてみるのもいい経験になると思う。


最後に、④税制について調べてみたところ、マレーシアのラブアン島に法人を登記し、取締役である自分自身に就労ビザを発行することによって、以下2つのメリットが得られることがわかった。

ひとつは、取締役は所得税が免除される

もうひとつは、ラブアン法人から発行された就労ビザによって、マレーシア本土に居住することができる(ただし、マレーシア本土での商取引は不可)。

デメリットとしては、マレーシア本土に在住してラブアン法人の取引をネット上で遠隔操作してしまうと、マレーシア本土の租税を回避できなくなる可能性があるため、実体のあるビジネスオフィスをラブアン島内に構える必要があるかもしれない(ラブアンオフィスは設立業者であるトラストの住所がレジスタードアドレスとなるため、
ビジネスアドレスは任意となる)。これにより所得税が低税率どころか免税扱いになる。


*****


ラブアンに法人を登記し、取締役となって自分宛に就労ビザを発行し、税金コストを免除する。

就労ビザを使って、比較的治安が良く、物価の安いクアラルンプールに在住する。

システム開発は
BPOを通じて、人件費の割安なベトナムやタイに発注し、経費を節約する。

シンガポールへのミーティングは、必要に応じて
LCCを使えば片道40分程度、1万円もあれば往復できる。

夕食後に英会話を勉強したいと思えば、ネットから
アクセスをすればフィリピンの語学学校に通える。

休日はマッサージを受けにバリ島へ遊びに行く、等々。

ひと昔前なら夢のような世界が、ITインフラが整備され、LCCで気軽に国家間を移動できる今日のようなグローバル社会では、いとも簡単に実現させることが可能になった。

本当に便利な時代が来たものだ。


*****


何だかんだ言っても旅は楽しいし、人を成長させる。

もちろん辛い時もあるけれど。

まぁ、人生と一緒だな。


さて、冒険の準備をしようかな
...

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※今回は趣向を変えて写真をたくさん載せて書いてみた。

やってみてわかったけど、
これは書く側も読む側も相当疲れるよ...
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