柱の裏の落書き

ひまつぶしにぶつぶつ書いてみる

マンネリの美学


春というのは、何かが終わってしまう「寂しさ」と、新しく何かが始まる「期待感」が交錯する複雑な季節だ。

終わりと始まり、いろんなものが同時にやって来る。

そして、いろんなものが同時に去って行く
...


sakura

散ればこそ いとど桜は めでたけれ
憂き世になにか 久しかるべき

詠み人知らず「伊勢物語」第八十二段より


去る331日をもって国民的長寿番組「笑っていいとも」が終了した。

タモリさん、
32年間本当にお疲れさまでした!

かつてテレビっ子だった私にとっては、青春時代のランチタイムを共に過ごした思い出深い番組だった。



「それでは明日も見てくれるかな?」

「いいともー!」

 



この日の正午、
JR新宿駅東口のアルタ前は、巨大スクリーンに映し出される最後の生放送を見守る人々で大変な混雑だったそうだ。

放送回数
8054回、放送開始が1982104日とのことだから、私が生後4か月目から32年間ず~っと放送してたわけだ。


すごいなー!



個人的には、グランドフィナーレで共演
NGと言われていたダウンタウンと、とんねるず・爆笑問題が絡んだのが何とも印象的な場面だった。



「ネットが荒れる~」

「荒れろ荒れろ~」

   

  

昨今、視聴者のテレビ離れが続くといわれ、キー局の視聴率も軒並み下がり続けているといわれる。


出典:日経トレンディネット

上記は20121~2月のデータだが、すでに2年前には競合番組と拮抗していた様子がよくわかる。


今回の番組終了に関してネット上では賛否両論飛び交っているが、

番組開始当初、いいともの「現場」を創ったスタッフの方々が「本部」のお偉いさんクラスになり、リスクテイクからリスクオフの姿勢になった結果、コンテンツがマンネリ化してしまった

忙しいランチタイムにわざわざテレビを観る人間は少なく、あくまでも時計変わりにテレビを付ける。ところが、頻繁にタイムスケジュールを入れ替えるようになり、視聴者が混乱してしまい、番組を他に切り替えるようになった


上記のように、

コンテンツがマンネリ化(硬直化)」する一方で、「タイムスケジュールが非マンネリ化(柔軟化)」したということだろうか?

いずれにしても終了してしまった最大の原因は、単純に私たちが「番組を見なくなったから」だろう。


さて、マンネリ(形式主義)とは、行儀や礼儀作法に当たるマナーと同じ語源だそうだ。

それは安定した心地よさを生み出す一方で、刺激や新鮮さを失ってしまう。

「水戸黄門」「サザエさん」「笑点」「紅白歌合戦」
etc...

助さん格さんが三つ葉葵の印籠を見せてもなお、悪人たちが抵抗することもないし、最後は絶対に勝って終わる。

マスオさんがタイ子さんとラブホテルから腕を組んで出てくるところをサザエさんに目撃されて、修羅場に突入するシーンも絶対にない(笑)

長寿番組は、いずれもワンパターンのマンネリ化によって安定が担保されていて、それが長く番組を続ける秘訣であるともいえるだろう。

長年付き添った恋人同士でさえ時が経つにつれ次第にマンネリ化して行くように、ある種の安定したバランス感覚を保つためには必要不可欠な要素なのだろう。


これを踏まえて、自分のプライベートを考えてみると、友人も食べ物も、ある程度は固定化されていることに気付く。

そういえば、スマホの着信音も目覚まし時計も昔からずっと同じメロディーだ。

それはそれで落ち着くんだけれど、たまには窓を開けて新しい風を入れてみようかな
...

 

温故知新

 

ふるきを/あたためて/あたらしきを/しる


今の時代、日々の変化があまりにも早すぎて、会社経営をしていると多くの取捨選択に迫られる。

何を残して、何を捨てるか。

何を変えて、何を変えないか。

1つの判断ミスが時として、会社の倒産や組織の崩壊を招く。


先日、会社の基幹システムの全面的な入れ替え作業を行った。

すでに変化に対応できないためだ。

自分たちで手探りで作った初期のシステムはわずか
3年足らずしか持たなかった。

唯一残したものは創業時の「理念」くらいだろうか。


「程よい刺激感」と「心地よい安定感」

「新しい事への挑戦」と「守り続けてきた伝統の維持」

アクセルとブレーキの踏み加減と同じで、バランスを取るのは難しいものだ。



マンネリの美学
...



変化に対応することは大事だけど、一気に変えると不安定になる。

固執し過ぎるのは良くないけど、変わらないものも大事にしないとね。



古くて良いものは、常に新しいのだから!

 


参考: 朝日新聞「「笑っていいとも!」3月で終了 背景に視聴率の低落」)
(参考:   マイナビエンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち -」)
参考: Cinra.net「「『笑っていいとも!』放送終了 やっぱり僕たちはタモリに謝らなければいけない」) 

 

【追記】

ひさしぶりに
Youtubeで昔のテレビ番組を観てみたが、やはり面白い。

くだらない事にも夢中になって、さらにくだらないアイデアを考え出す大人たちが大好きだ。

以下、いろんな意味で【閲覧注意】なので、視聴は自己責任でどうぞ。

今、こんな過激な放送したらコールセンターがクレームの嵐だろうな(笑)


















80年代、90年代のアップテンポの音楽しかり、 麻生元総理が「景気は気から!」とたびたび発言されていたが、個人的に、このくらい斬新でリスクテイクな番組のほうが私たち庶民にとっては明日への活力になるのかなぁと思う。

疲れたときはくだらないテレビ見て大笑いして、アゲアゲの音楽聴いて、さっさと寝るのが
1番!

テレビ局さん、面白い番組作ってね~♪

理論と現実の誤差について考える~科学とエセ科学~


理論と現実の誤差について考える~正規分布とベキ分布~】の続き


エセ科学とは、

「科学的方法に基づく、あるいは科学的に正しいと認められている知見であると主張されているが、実際にはそうではない方法論、信条や研究を指す」

"A pretended or spurious science; a collection of related beliefs about the world mistakenly regarded as being based on scientific method or as having the status that scientific truths now have."より

とされている。

文中に「実際にそうではない」と書かれているように、そこには再現性・再帰性が見出されず、「こうあるはず」「こうあるべき」というイデオロギーが先行し、あたかもそれが正しいと思うように大多数の人間が信じ込んでしまう現象のことだ。

なお、ここでいう再現性・再帰性とは、「『「絵を描く人の絵」を描く人の絵』を描く人の絵を...」のように同じ構造を繰り返しあてはめることができる性質(いわゆる入れ子の構造のこと)をいう。

ヒアルロン酸、コラーゲン、ゲルマニウム、デトックス、etc...

日常生活を見渡しても、一見すると説得力があり、なるほどと思ってしまう自称「科学製品」がたくさんある。どういうわけか、私の家の風呂にもたくさんあるようだ(笑)

 

さて、本題に入り、ここでは金融マーケットを考えてみたい。

金融の取引現場ではマーケットが正規分布であると仮定し、リスク・リターン分析が行われている。

正規分布の概念を基に設計された有名な指標に「ボリンジャーバンド」があるが、σ±2の中に全体のデータの95.44%と仮定されたマーケットでは、これを逆張りで用いることによって、効率的に利益を上げられるはずだ。

ところが実際にやってみると、頻繁にσ±3を超えるようなブラックスワンが頻繁に登場し、なかなかうまくいかない。

私を含め、コントラリアン(逆張り投資家)の皆さんには耳が痛い話ではないだろうか?

私は統計学や金融工学などの専門家ではないし、金融商品を販売する証券マンでもない。

あくまでも、現場で取引をしている一人のトレーダーとして書かせていただきたい。

多くのトレーダーが私と同じことを経験しているはずだからだ。


【前提条件がそもそも間違っているという事実】

金融工学はマーケットを「正規分布」であると仮定して設計されている。

私が株式投資を始めた学生時代、授業もろくに出席せずに、図書館に引きこもって株式投資の書籍や文献を片っ端から読み耽った記憶がある[1][2]

私が投資関連の書籍で最も興味を持った項目が、テクニカル分析の書籍に載っていたボリンジャーバンド(標準偏差)だった。

書籍には順張りで用いる場合に加えて、

「マーケットを正規分布と仮定した場合、σ±2の中に標本データの95.44%以上のデータが含まれていると考えられる」ため「逆張り投資が有効である」

といったニュアンスの説明文が書かれていた(もちろん逆張り投資で用いる場合の注意点も書いてあった)。

あらかじめ申し上げておくが、これは、執筆者の方々が間違っていたわけではなくて、前提となる「金融工学そのもの」に根本的な問題がある。

というよりも、この根本的な問題に理論と現実の矛盾があるのだ。

なぜならば、前提としている金融工学が「正規分布であると仮定する」としている以上、テキストの内容は理論的には正しいのだが、現実のマーケットにおいては、必ずしも正しいとは言えないからだ。

なお、この現象を経済物理学の観点から説明すると、「マーケットはベキ分布にしたがう」と説明されている。

マーケットは「ベキ分布」にしたがう

その一方で、

マーケットは「正規分布」を前提とした金融工学によってマーケット分析をしている


上記の矛盾点は、簡単に解決できる問題ではないのだが、
ここで私が言いたいのは「標準偏差の概念を使わないほうがいい」ということではなくて「前提条件が異なる概念でマーケットにアプローチをかけている」ことを認識しておく必要があるということだ。

そう、マーケットは複雑系世界のスモールワールドなのだ。


【正規分布の落とし穴】


私たちは前もって未来を知ることはできない。

あくまでも、辿ってきた過去の記録(事実)を確率・統計的に分析して、未来を予測することしかできない。

ここでは、ボリンジャーバンドを例にあげるが、「テクニカル分析そのもの」の注意点として書いておきたい。おそらく多くの方が勘違いされていると思うのでぜひ読んでみてほしい。

たしかに、ボリンジャーバンドのチャートを眺めるとσ±2付近でトレンドが方向転換していることがわかる。

でも、よ~く考えてみてほしい。

バンドラインは「後出しじゃんけん」のように、後から被せた結果がチャートに表示されているのだから、σ±2付近で方向転換しているのは当たり前なわけだ。

その証拠に、翌日の終値データが公表されてからボリンジャーバンドを眺めてみてほしい。

ボラティリティが急激に跳ね上がっても、バンドラインはキレイに被さるように表示されているはずだ(いわゆるバンドウォークと呼ばれる現象。ペアトレードの場合は、スプレッドが又裂きになる状態のこと)。

これは大切な話なので、もう一度書いておく。

株価チャートは、「ボリンジャーバンドのσ±2付近で方向転換している」のではなく、「マーケットを正規分布に当てはめて考えているため、バンドを後から被せて標準偏差σ±2の中に95%のデータが収まるように被せられているにすぎない」。

これが正解となる。

この違いがおわかりだろうか?

ボリンジャーバンドの場合、「トレンド相場」ならば「順張りが有効」で、「レンジ相場」ならば、「逆張りが有効」と言われているが、それは結局のところ、後になって見ないとわからない。

これは非常に間違えやすいのだが、株価が95%「収まる」のではなく、95%「収めている」といったほうが正しい表現だと思う。

そう!バンドラインは後から被せているのだ。

この点を理解できていないと逆張り投資で痛い目を見ることになる。


【科学とエセ科学】


最後に、確率・統計を基にしたテクニカル分析は科学的投資法であるかどうかという私の考え方を示しておきたい。

 結論先行で言えば、テクニカル分析は、

過去の事実から類推する「観察科学」の1つとなる「可能性がある」

と考えている。

ただし、これは実践で役に立たなければエセ科学にすぎない。

だから、「可能性がある」という表現にとどめた。

ここで言うエセ科学とは、再現性のない手法であったり、標本データが十分でないため偶然の発生確率を排除し切れていないような手法のことをいう(テクニカル分析には高度な数学が用いられるが、実際にやってみるとたいてい上手く機能しない)。

まず、投資にかぎらず、物事を科学的に考えるのであれば、その根底には必ず何らかの哲学が存在するはずだ。

私の投資哲学は、

①「自分で仮説Aを立てる」

②「自分で立てた仮説Aを対立仮説Bによって徹底的に論破する」

③「論破された仮説Aを補強してさらに対立仮説Bを論破する」

④「論破された対立仮説Bを補強してさらに仮説Aを論破する」

といった思考プロセスによって論理を補強して、

最終的に「論理的な矛盾が解決した場合」、あるいは「矛盾を他の論理と組み合わせることによって妥協できると判断した場合」にかぎって自己責任で投資判断をするようにしている。

① 仮説A ⇔ 対立仮説B

↓ ABの根拠を明確にする

② 対立仮説Bの根拠 ⇒ 仮説Aを論破

↓ Aの根拠を補強する

③ 仮説Aの根拠 ⇒ 対立仮説Bを論破

↓ Bの根拠を補強する

④ 対立仮説B ⇒ 仮説Aを論破

このような思考作業を繰り返し、BAに反論できなくなった時点でAの考え方を採用するようにしている。

また、この一連の思考プロセスに矛盾がないかどうか、矛盾があった場合は解決策があるか、解決策がなければ他の論理と組み合わせて妥協できる方法はないか。

可能なかぎり周りの友人・知人たちにアドバイスしてもらう。

そして、周りの友人・知人たちにも議論を吹っ掛ける。

こういったプロセスを経て、「自分の思考のズレ」を軌道修正したり、人間の最大の弱点でもある「感情的な行動」をコントロールするようにしている。

また、このプロセスから新たなアイデアが生まれることもある。

そして、そのアイデアも当然、徹底的に批判することになる。

私は教科書に書いてある内容が100%正しいとは思わないし、自分の考え方が100%正しいとも思っていない。

だからこそ、常識と言われていることでも徹底的に批判するし、自分の考え方も批判する。

そして批判した内容をもう一人の自分に別の考え方をさせて頭の中で議論させて、様々な角度から矛盾点を解消し、思考を整理するように工夫している。

そして、すべて「自己責任」において最終的な判断を下すことにしている。

私は、学生時代に科学哲学の授業で学んだカール・ポパー氏の反証主義という考え方に非常に感銘を受けた(私はここから物事を批判的に考えるという視点を学んだのだと思う)。

反証主義とは、「①観察」→「②仮説」→「③予測」→「④検証」→「⑤結論」の5つのステップによって成り立つ分析手法のことだ(仮説演繹法)。

仮説演繹法を例にあげて私の思考プロセスを批判するならば、

「①観察」→「②仮説」の段階で、「ベキ分布」にしたがうとされているマーケットに対して、「正規分布」であると仮定した考え方でアプローチをかけているという矛盾点が完全に解消できていないという事実だ。

その結果、「③予測」→「④検証」→「⑤結論」の段階で、「②仮説」の前提条件が異なっているという矛盾を認識しつつ行うわけだから、「⑤結論」によって試行した結果、理論通りに行かない可能性が高いことを常に意識しながら仕事をしていることになる。

私が出した「⑤結論」が正しかったかどうか「④検証」するには、「結果」という「事実」(数字・パフォーマンス)こそが全てを物語る。

正しいと思う判断を下してトレードしても、なかなか思い通りに結果を出せない期間があった。

「確率論から考えて試行回数を増やせば大数の法則により、期待している結果に近づくのではないか?」と「⑤結論」を出して、トレードしてもやはりうまく行かないこともあった。

 うまく行かない経験を積み重ねたからこそ、矛盾点を解消する方法として「正規分布の概念を他のアイデアと組み合わせて用いるのが現実的な妥協策となり得る」という1つの「⑤結論」に至り、数字が改善されるようになった。

たくさんの「真実」を考えだし、「真実」にバイアスをかけ、「事実」に反映させたということだ。

確率・統計を根底として成り立っているテクニカル分析は決して万能ではない。

トレードの試行作業を繰り返すうちに、「きちんとした理論的裏付けを行ってもうまく行かないことがある」という実体験から私自身、多くのことを学び、そして反省してきた[3]

今日に至るまで、理論を完全にマスターした、いわゆる優等生たちが、現場に出てパフォーマンスを出せずに最前線から離脱していく光景をずっと見てきた。

おそらく、「理論をマーケットに当てはめて考える」よりも、実際にトレードをして、「マーケットから理論を考える」ほうがよほど重要だと思う。

私の言いたかったことはこれが全て。

・「理論をマーケットに当てはめて考える」

・「マーケットから理論を考える」

両者は似て非なるものだ、あくまでも私の考え方は、

前者が「エセ科学」、後者が「科学」だと思っている。

テクニカル分析は「エセ科学」!?

これは問題発言かもしれない。

テクニカル分析は、過去の事実から類推する「観察科学」の1つとなる「可能性がある」と考える。

ただ、私に言わせれば、「観察科学」も実践で使い物にならなければ、どんな立派な理論もしょせんは絵に描いた餅にすぎない。

その意味では、テクニカル分析は100%の科学的投資法ではないと考えている。

ようは、「常識を疑え」ということだ!

意外にも99.9%の論理の外側、すなわち0.01%の感性は大事ということ。

ブラックスワンのような「偶然」も、アイデアの組合わせ次第では「必然」に変わるかもしれない。

99.9%の白鳥がじつは黒鳥で、0.01%の黒鳥がじつは白鳥だったりするかもしれない。

一見すると「矛盾」する事象も、よくよく考えると根本は同じ、ということはよくあるのだ。

その意味では、サンプル数が1つしか存在しない「人生」というのは、「偶然」も使い方次第ということだろうか...


※余談だが、このブログを読んでいるのが投資家の方であれば、ぜひ聞いてみたいことがある。

「順張り投資家」の方は「逆張り投資家」とは考え方が違うという方がいらっしゃるかもしれないが、「逆張り投資家」は「順張り投資家」でもあると考えている。

「順張り投資家」 → トレンドの出ている方向に仕掛ける

「逆張り投資家」 → トレンドとは反対の方向に仕掛ける

「トレンドとは反対の方向に仕掛ける」ということは、「トレンド転換の初動に乗ることを期待する」ことと同義だと思う。その意味で、私は「順張り投資家」だと思う。

ゆえに、命題「逆張り投資家 ならば 順張り投資家」はトートロジーである。

果たしてこれは屁理屈だろうか?

[1]私は「経済学」「統計学」「金融工学」等を教科書ベースできちんと学んだことがない人間なので、「理論」という意味では間違いがあるかもしれない。授業の単位だけは一夜漬けで取ったが、本業(!?)の水商売にどっぷりハマってしまい、大学のキャンパスにはほとんど行った記憶がない...

[2]「経済学」については、まわりの経済学者にお金持ちが誰一人としていないので、お金持ちになるには経済学の知識はあまり関係ないのかもしれないと思うのだが、どうだろうか...

[3]人間の感性が入る「裁量トレード」も、機械任せの「システムトレード」も相反すると思われるが、私は根底は同じだと思う。というのも、「システムトレード」にも実は作者の心が入っているからだ。一見すると、無機質なアルゴリズムも、きちんと作り手の心によって動いている。心とは、すなわち感性だ。他の人間と99.9%同じことをやっても勝てないかもしれない。ただ、この微妙な0.01%の部分にこそエッジ(優位性)があるのではないかと思っている。私はアルゴリズムを設計したが、設計したアルゴリズムは、未だに自ら考え、学習し、行動を起こせるレベルには至っていない。日々、機械学習にもチューニングという心を入れる作業が必要なのだ。

(参考: Oxford English Dictionary Second Edition 1989. "A pretended or spurious science; a collection of related beliefs about the world mistakenly regarded as being based on scientific method or as having the status that scientific truths now have.")
(参考: R. C. Vreeman and A. E. Carroll, Medical myths, BMJ, 335 (2007), 1288-1289.)
(参考: ジョン・アレン・パウロス「天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方」ダイヤモンド社,2004年)
参考:カール・フティーア「逆張りトレーダー」パンローリング,2010年) 
(参考: 伊勢田哲治「疑似科学と科学の哲学」名古屋大学出版会 ,2002
(参考: カール・R.ポパー 「科学的発見の論理-上」恒星社厚生閣,1971年)

理論と現実の誤差について考える~正規分布とベキ分布~


金融取引の世界を見ると、「
100年に1度の危機」と言われる大規模なマーケット変動が数年ごとに起こっている。

私たちはブラックスワンの存在に怯えながら、日々ポジション管理を行っている。

確率論に支配される正規分布の世界では、平均や変動、分散、標準偏差などの概念を使ってシミュレーションを行うと、平均からの距離に基づいて一定の確率で標本が分布していることがわかる。

その一方で、私たちが住んでいるこの世界はベキ分布に基づく複雑系世界なのだという。

地震を例に考えれば、プレート同士がぶつかり合う活断層地帯では、私たちが体感できないような微小地震が頻発している。そして、ある日突然、東日本大震災のような壊滅的な地震が起きる。

正規分布を基にリスク管理を考えると、微小地震の寄与率があまりにも高すぎて、震度1にもカウントされないようなところに標本数が多く分布することになる。

つまり、正規分布の中心に標本数が最も多く分布するということだ(参考:「正規分布」)

ところが、マグニチュード8とか9といった巨大地震が起こると標準偏差σ±23の想定域を一気に突き抜け、σ±56といった大規模な変動が起こる。


現実世界では、標準偏差が想定を超える事象が稀に起こる、しかし平均の位置は変わらないままだ。

山を崩し、谷を埋めれば、すべての事象は平均化され、標本の持つ本来の個性が失われてしまう。

標本の中には、想定を超えるブラックスワンも隠れている。

稀に起こる想定外の事象をいかにしてリスク管理に組み込むか?

さて、この問題、どう解決したらよいのだろうか。


【正規分布とベキ分布】

sd

画像引用元:「Metrology: The Science of Measurement

正規分布はあくまでも、金融モデルをわかりやすい関数に置き換えて考えるための空想の確率モデルにすぎない。当然、現実の世界に当てはめて考えた場合、そこには必ず誤差が発生する。

というよりも、これはこれでどうしようもないことなのだが、問題なのはこの「誤差」だ。

株式や為替でも、マーケットの95%の変動については正規分布で説明できるような変動に収まるものの、残りの5%が壊滅的な大打撃を投資家に与えてしまい、めったに起こらないと言われている標準偏差σ±3でさえも遥かに上回る桁違いの変動が、マーケットの世界では数年ごとに見られる(少し前の事例としてはアジア通貨危機、ITバブル崩壊。最近の事例ではサブプライムショック、リーマンショック、東日本大震災、など)。

この時までは、マーケットに参加していた多くの投資家たちは、95%の確率(いわゆるσ±2)ではコツコツ利益を得ていたものの、残りの5%の大きな相場変動によって、今までの利益を一気に吹き飛ばすような莫大な損失を被ったと思う(※95%の確率でコツコツ利益を得る商品とはオプションの売りのこと)。

実は、正規分布の欠点はこの5%の部分にある(正規分布の概念を用いた指標に「ボリンジャーバンド」があるが、開発者であるジョン・ボリンジャー氏も実際の説明度は90%弱であると言っていたはず)。  

「初期の金融工学では、原資産の価格変化率の分布が対数正規分布に従い、裁定機会が存在しないなどの仮定の上で、オプションの理論価格を導くことができた(ブラック・ショールズ方程式)。

あくまで、数学的に扱いやすいから正規分布としている。

この段階での金融工学の理論は、時間が明示的に入っているため動学的ではあるが、実際の価格変化率の分布は正規分布ではなくパレート分布(ベキ分布)に従うため、現実的なモデルとはなっていない。」


(「経済物理学の発見」より)


上記の引用は、いわゆる「正規分布」を前提としている「金融工学」に関する批判というか限界の指摘なのだが、経済物理学の世界では、金融マーケットは「ベキ分布」に従うとされている。
[1]

また、
 

95%を占める小さな変動は、ランダムウォークの理論に近い変動なのですが、大きなスケールでの為替の変動にはほとんど寄与していないのです。

金融工学で中心的な役割を担っているブラックショールズのオプションの公式はノーベル賞の対象となり有名ですが、市場の変動を単純な確率モデルで近似して捉えているのは、この
95
%の小さな揺らぎの部分だけです。

一番大事な大きな変動の部分をすっぽり無視してしまっていることになりますから、金融の現場では、この公式をそのまま使っている人はいません。

(「経済物理学の発見」より)

 

では、ベキ分布とはいったいどんな分布のことを言うのだろうか?
 

【ベキ分布】
 

以下の分布図を参照していただきたい。

 

cauchy_distribution
x0:分布の最頻値を与える位置母数
γ:半値半幅を与える尺度母数


これは一見すると、正規分布のようにも見えるが、「正規分布」ではなく、ベキ分布の一種である「コーシー分布」と呼ばれるものだそうだ。

正規分布とは根本的に大きな違いがある。詳しい説明は、【期待値が定義されない理由】を参照いただきたい。

簡単に言えば、標本の「中心値(μ)」や「最頻値」は存在するものの、「算術平均」や「分散」の概念が存在しない。

それゆえに、データ分析を行う際、正規分布のように「分散」や「標準偏差」を算出するにはかなり強引な手法であるということだ。

ベキ分布のわかりやすい例としては、
 

「岩石に衝撃を与えて破砕するとその破片の大きさの分布はベキ分布になることが知られています。

ガラスのコップを固い床に落として割ったときに出来る破片も同じです。

大きな破片はほんの数個で、中くらいの破片はかなりの数になり、小さな破片は無数にあります。

目に見えないような小さな破片の数はさらに多くて、顕微鏡で拡大してみても同じような分布が観察されます。顕微鏡でも見えないくらいのほこりのような破片の数が最も多いので、
1
つずつの破片の大きさの平均値を求めると、事実上ゼロになってしまうのです。

破片の大きさの標準偏差を計算すると、今度は小数の大きな破片の寄与が無視できなくなり、非常に大きな値になります。

何桁も大きさの違う破片が混在しているのですからゆらぎの幅を表す標準偏差が大きな値になるのは当然といえるでしょう。」

(「経済物理学の発見」より)

 

つまり、ベキ分布では「平均はゼロの値をとり、標準偏差は非常に大きな値となる」ということだ。

なるほど、考えてみればインターネットの世界も同じようなものではないだろうか。

GoogleFacebookYahooAmazon...

膨大なアクセス数を誇る巨人がわずかに存在していて、無数のガラスの破片のようなほとんどアクセスのない(私のブログのような)サイトが膨大に存在していることがわかる(参考:AlexaThe top 500 sites on the web」より)。

これは、インターネットの世界では、検索エンジン、ポータルサイト、ソーシャルネットワークといった巨大な中継点(ハブ機能)を中心に、無数のサイトがぶら下がっている仕組みだからであろう。

確率論を基にした正規分布の世界では、身長1.7メートルくらいの人間を平均として、1.6メートルと1.8メートル、1.5メートルと1.9メートルのように分布が広がっていくのに対して、ベキ分布化する複雑世界では、身長1メートルくらいの小さな人間がほとんどを占めるのに対して、身長2メートルとか3メートルの人間が稀に存在しているということになる。

インターネットのような複雑世界は、ベキ分布に従って分布がなされていることがおわかりいただけるだろう。
 

 【まとめ】


以上をまとめると、
 

株価変動や為替変動の分布も、「ベキ分布」に従うと考えられる[2]。マーケットの変動は、小さな変動が圧倒的に多く、大きな変動は少ないものの、実際のマーケットの世界では、大きな変動は、「正規分布」の場合に比べてかなり多く発生する

といえるだろう。

ボリンジャーバンドを逆張りで使っている投資家の方は、「バンドラインを超えたのに、移動平均線になかなか戻って来ない」という経験があると思うのだが、つまるところ、ベキ分布に近い分布をする実際のマーケットでは、理論として使っている正規分布との間に誤差が生じてしまうのが原因ということになる[3]

もし、誤差が小さければ、もっと勝率は高くなっているはずだからだ。

たしかに、考えてみれば、標準偏差という数字は、正規分布に対して非常に良くできている。

というより、むしろ話は逆で、「正規分布に都合よくあてはまる数字として標準偏差が選ばれた」というのが実情なのだろう(参考:「正規分布」)

そう考えると、「正規分布」ではなく「ベキ分布」に従うとされる実際のマーケットでは、「正規分布」をもとに設計された金融工学の考え方でリスク・リターン分析をすること自体に、もはや限界が生じているのでは?と思ってしまう。

ただし、マーケットは「正規分布」を前提とした、「金融工学」によって作られた多くの方程式によって影響を受けていることもまた事実であるから、その意味では、標準偏差を基にしたボリンジャーバンドを逆張りに使うのも、ある意味では有効だろう(参考:「ボリンジャーバンド」)。

これを全部「ベキ分布」の仕組みに作り直したら、想像もつかないような大変な作業になると思う。

まず、「ベキ分布」に当てはめるもの(「正規分布」でいうところの「標準偏差」)を見つけて、「正規分布」→「標準偏差」→「分散」→「変動」→「偏差」→「平均」のように、前提条件を逆算して全部見直さなくてはならないからだ(参考:「統計学基礎まとめ①」)

この意味がおわかりだろうか?

「正規分布」そのものの考え方を否定してしまうと、「標準偏差」の概念はもちろんのこと、金融取引に用いられる「分散投資」「ポートフォリオ理論」など、今まで私たちが常識だと信じていた概念そのものを根底から否定することになってしまうということだ。

で、どうするのか?

ベキ分布には「平均」や「分散」の概念が存在しないのだが。

「平均」や「分散」の概念を使わずにどうやってマーケット分析をするんだろうか??

それとも「平均」や「分散」の概念を前提としているマーケット分析がそもそもおかしいということなのか???
what
画像引用元:「hyderabadsocialmedia


これ以上のことは、私にはわからない...

理論と現実の誤差について考える~科学とエセ科学】へ


[1] [2] 正確に表現すれば、マーケットは「ベキ分布」にもならない。
[3] ボリンジャーバンドの場合、「トレンド相場」ならば「順張りが有効」で、「レンジ相場」ならば、「逆張りが有効」と言われているが、それは結局のところ、後になって見ないとわからない。これは間違えやすいのだが、株価が95%「収まる」のではなく、「95%」収めているといったほうが正しい表現だと思う。バンドラインは後から被せているにすぎない。この点を理解できていないと逆張りで痛い目を見ることになるので注意のこと。
 

(参考:高安 秀樹「経済物理学の発見」光文社,2004年)
(参考: ジョン・アレン・パウロス「天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方」ダイヤモンド社,2004年)
(参考:ベノワ・B・マンデルブロ、リチャード・L・ハドソン「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」東洋経済新報社 ,2008年)
(参考:マーク・ブキャナン「歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学」早川書房,2009)

モノを買わない人たち


私は1982年(昭和57年)に生まれた。

私たちは、平成元年(
1989年)に小学校に入学し、右肩下がりの日本経済の中で成長していった世代に当たる。

年代で言うと、先行する「氷河期世代(ロスジェネ世代)」と
後に続く「ゆとり世代」とのちょうど中間に当たるくらいだ。


私たちの世代が小学校に入学した頃の日本は、バブル経済が崩壊し、
後に「失われた10年」「失われた20年」(19913月~)と呼ばれる暗黒の時代が始まった頃だ。

ベルリンの壁が崩れ、冷戦時代が終焉し、ソビエト連邦が崩壊していく様子を父が興奮しながらテレビにしがみついて見ていたのを思い出す。


ある日突然、「家庭の事情」により、
さよならも告げずにクラスメイトが転校して行ったり、近所の大きな屋敷の玄関に「差押さえ」という意味不明なお札が貼られていたり...


先行きの見えない日本経済、
大人たちの曇った表情を見上げながら、何とも言えない息苦しい閉塞感の中で育った。

そんな時代背景もあってか、
「何となく将来が不安」と漠然とした思いを抱えながら成長してきた世代だ。


私たちの世代は概して、あんまりモノを買わない世代であると言われる。

ムダ使いせずにせっせと貯蓄に励む
[1]

車を所有することがあまりカッコいいという感覚ではなく、
駐車場代がもったいないからどうしても必要なときはレンタカーで済ませる。

パーティーや披露宴でちょっと見栄を張りたいときは、
ブランド品のバッグや時計をレンタルして、あとでこっそり返却する。

本を買うのももったいないし置き場所が邪魔になるから図書館で予約して、
必要なところだけコピーを取ってファイルする、など。


私の周りの同世代の知人・友人たちと話しをすると、
わりと「地味」で「質素」な金銭感覚を持っているようだ[2]


そういえば、私も賃貸マンションに住んでいて、家具は全部レンタルしている。


理由を考えてみた。


まず、賃貸にする理由は、ローンを組んでも将来何があるかわからないし、
頭金を積んで買うよりも、現金は何となく手元に置いておきたいという漠然とした不安。

無駄遣いせずにお金を貯めて、
株や不動産に分散投資すれば「時間」+「金利」を味方につけられるからだ。

自分が住んでしまったら、
結局は「資産」という名の「負債」に固定費を支払っているだけになってしまうような気がしてならないのだ。

同じお金でも「借金の返済」にまわすと、
今度は「時間」+「金利」が敵にまわってしまうわけだから。

分譲マンションなんてどうせ買ったところで、
働いて稼いだ大切なお金の中から、「鉄とセメントの塊」に毎月バカみたいな金額のローンを払い続けて、やっと定年間際になってローンを払い終わる頃には資産価値は限りなくゼロに近くなっているし。

さらにいえば、
私は海の近くに住んでいるから地震とかあって津波が来たらマンション担いで逃げられないし。

そうそう、家具もそういう理由でレンタルにしたんだっけ。

何かあって逃げるときに、手は
2本しかないのだ。

緊急事態に直面したら、ボストンバッグ
1つか2つ持って脱出するのが精いっぱいだと思う。

だからあまり余計なモノは持たないし買わないのだ
[3]


「直接所有」ではなく「間接所有」という新たな価値観を持つ人たち。

そう、割とシビアで合理的なのだ、私たちの世代はね。



[1] ↓この記事の内容は非常に共感できる、でも買いたいモノがないから。服や車にたくさんお金かけても、中身が空っぽだったらしょうがないからね。「貯金」が社会の毒になる ~金は天下の回りもの~

[2] 私を含め、私のまわりにはかなり変わった人間が多いので、母集団から抽出した標本が平均からだいぶズレているかもしれない。また、私は、物欲というものが全くない人間なのであまり参考にならないかもしれない。

[3] 誤解のないように補足しておく。結婚して子どもがいれば当然、最適と思われる場所に「定住」して、子どもの教育に専念すべきと考える。結局のところ、「教育」こそが最大の投資であるから。

ココログにフェイスブックの「いいね」機能を付ける方法


ニフティが提供しているブログサービス "ココログ"

個人的にこのブログは非常に使い勝手のよいサービスなのだが、フェイスブックの「いいね」機能が付いていないのが唯一の致命点だ。

ソーシャルネットワークの時代だというのにね
...

もっとも、これは月額300円くらい支払えば解決できてしまう問題なのだが、やはり少し手間がかかってでも固定費を節約したいという方が多いのではなかろうか?

そこでネットで調べてみたところ、どうやらできるみたいなことが書いてあったので試しにやってみた。
 

で、結論から言うと、


Like

できました



やってみたけどうまくできなかった方は参考にしてみてほしい。

この通りにやればできる、はず
...

頑張って


※これをやってもどうしてもできない方は一番最後にショートカットを載せたので、そちらも合わせて参考にしてみてほしい。

*****

【フェイスブックでの作業】

まず、フェイスブックにログインした状態で以下のサイトにアクセスする↓

https://developers.facebook.com/docs/plugins/like-button/

fb1

この中から
好きなレイアウトを選択し、左下の「Get Code」をクリックするとマジでわけのわからない暗号のような画面(ソースコード)が表示される。
 

fb2

ここで、ソースをメモ帳やワードなどにコピペする

------------ 

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

------------
 

<div class="fb-like" data-href="●●●●●●" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>

------------

※上半分はこのまま使用可能。下半分は黒い●●●●●●の部分はあなたのURLをペーストしてほしい。間違えて私のURLを入れてしまうと、あなたのブログに反映されず、私のブログにいいねが付いてしまうので注意のこと!

※上記の例の場合、
http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blogの部分が●●●●●●に該当する。

*****

【ココログでの作業】

ココログにログイン → 管理タブをクリック → 記事の編集をクリック。

cocolog1
 

「いいね」ボタンを付けたい記事をクリックすると編集画面が出るので、記事右上の「HTMLの編集」をクリックする(これから書く記事はそのまま右上にボタンがある)。

cocolog2
 

すると再び、暗号のような...わけのわからない画面が表示される(HTMLの編集画面)。

この編集ページの1番下など適当な箇所に先ほどのソースをペーストする。
そして確認 → 保存をクリック。
 


はい、うまくいかない(笑)

 

私はここで完全にバンカーにハマってしまった


でも大丈夫、たぶんここはみんなハマるところなので
...

*****

【どうしたらうまくいくのか?】

...ここからが本題なのだが、ソースを良く眺めていただくと、すべての記事★(あなたが書いたブログ記事)は、


<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">
★★★★★★</span></p>


のように「
>」「<」に挟まれていることがおわかりいただけると思う。

この、「>」と「<」の間(★★★★★★の部分)に先ほどの上半分の


------------
<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>
------------

ソースをそのままコピペする。

すると、以下のようになる。
 

------------
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

</span></p>
------------

あとは、その下に残り下半分のソースをコピペする。


------------
<div class="fb-like" data-href="
●●●●●●" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>

------------

すると、以下のようになる。
 

------------
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

</span></p>

<div class="fb-like" data-href="●●●●●●" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>
 
------------

これで「確認」→「保存」をクリックすると、うまくいく。

*****

【手動設定の問題点】

上記の方法で進めるとたしかにうまくいく。

めでたしめでたし。

が、しかし。実はまだ
1つだけ問題がある...


たとえば私のブログの
URLは、"http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/なのだが、これをコピペすると、1つの「いいね」ボタンをクリックすると、すべてのボタンに「いいね」が付いてしまうという問題が生じる。

理由は、ココログの構造が、
 

ブログトップページ/西暦//記事コード

ブログトップページ

        ∟西暦

          ∟

           ∟記事コードx

           ∟記事コードy

           ∟記事コードz


のようになっているためだ。


解決策は、非常に面倒くさいのだが、各ブログに対応する
URL1つずつコピペする必要がある。


たとえば、私が最初に書いた「数年ぶりに
...」というタイトルのブログを例にあげて説明すると...

このブログ記事のURLは、http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.htmlである。
 

ゆえに、「"」と「"」に挟まれた●●●●●●の部分には、

http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/ではなく、

http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.htmlに対応するものを入れてあげる必要がある。


URL
がわからなくなってしまったら、右側の機能の中にある「このブログを見る」をクリックし、対応するページのURLをコピペし、あとは「確認」→「保存」→「確認」→「保存」のひたすら繰り返しとなる。


*****

【完成イメージ】

完成イメージは以下のとおりとなる。

------------

<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

</span></p>

<div class="fb-like" data-href="http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.html" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>

------------

どうしてもやり方がわからない方は上記をコピペし、後で編集すればよい。

いきなりショートカットで完成イメージを書いてしまうと「なぜうまく行ったのか?」を理解できずに終わってしまうので、あえて最後に書くことにした。

*****

【超簡単に設定する方法】

ということでショートカットの方法。

ココログにログイン → 管理タブをクリック → 記事の編集をクリック。

cocolog1
 

「いいね」ボタンを付けたい記事をクリックすると編集画面が出るので、記事右上の「HTMLの編集」をクリックする(これから書く記事はそのまま右上にボタンがある)。

cocolog2
 

HTMLの編集画面が表示されるので、この編集ページの1番下など適当な箇所に以下のソースをペーストする。

------------

<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

</span></p>

<div class="fb-like" data-href="http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.html" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>

------------

 

そして確認 → 保存をクリック。

保存後に
編集画面に戻り、記事右上の「HTMLの編集」を表示させる。

"」と「"」に挟まれた●●●●●●(http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.htmlの部分にあなたが投稿した記事のURLをコピペして保存をクリック。


以上。

メチャメチャ面倒くさいけど、頑張って!

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