柱の裏の落書き

ひまつぶしにぶつぶつ書いてみる

インフレ脳とデフレ脳


とある中東の王様が自分の帝国の危機を救ってくれた将軍に感謝して、「何でも望み通りの褒美を取らせよう」と言った。

将軍は遠慮深く、「縦横8マスのチェッカー盤の1マスに小麦1粒、次のマスに2粒、3番目のマスに4粒、4番目のマスは8粒と順番にマスを埋めてください」、とだけお願いした。

王様は莫大な褒章を与えずにすみそうだと思い、喜んで彼の提案を受け入れた。

しかし、不幸なことに、王様は複利の恐るべき破壊力を知らなかった。どんなものでも64回も倍増させれば、小麦の粒は際限なく膨れ上がることになる。

この話では、1粒から始めて2粒、4粒とマスを埋めていった小麦の総量は、やがて帝国全体の富をはるかに超えてしまった。王様はアッラーの前での名誉を守るべく、彼の帝国すべてを将軍に差し出した。

*****


・複利の破壊力

複利の破壊力は恐ろしい。

私たちが冒頭の話から学ぶべきは、「正の複利効果を享受することができれば私たちの富は何倍にも膨れ上がり、これとは反対に負の複利効果を享受してしまうと私たちの富は瞬く間に失われてしまう」という教訓だ。

正の複利効果を享受できる代表的な手段としては、「株式投資」や「不動産投資」があげられ、反対に負の複利効果を享受できる手段はもちろん「借金」があげられる。

もっとも、借金にも「良い借金」と「悪い借金」があり、両者は受け取るお金と支払うお金の差分によって善悪が決まるとされる(少なくとも会計上はそういうことになる)。
CompoundInterest

・正の複利効果


「良い借金」の定義は、「お金を借りて収入を買う」ことをイメージするとわかりやすい。このゲームに参加すると、「時間」+「金利」を味方につけることができる。

たとえば5%の金利で銀行からお金を借りて、利回り10%の不動産に投資したとする。単純計算だが、物件の購入価格が3,000万円であれば、年間家賃収入は300万円、年間支払い金利は150万円、トータルで150万円/年の利益になる(つまり3,000万円を投資して150万円の年収を買ったことになる)。

さらに、この
150万円を使わずにせっせと貯めて行き、現在の物件とともに貯めたお金を担保(頭金)として差し入れる。そして、できるかぎり借入総額を減らし2件目の物件に投資する。このゲームを3件、4件と繰り返し行うと、あなたの資産は時間の経過とともに加速度的に増加していくことになる。

つまり借金をして収入を買うというのが、不動産投資ゲームの本質である。どういうことかと言うと、ここでいう不動産は手段に過ぎず、対象物は別になんでもいい。なぜならば、安い金利でお金を調達し、それよりも高い収益を見込める対象物から余剰利益を吸収する行為そのものが、このゲームの本質であるわけだから、例えば
1%でお金を借りて5%の金利が付くような預金口座に資金をスライドさせれば(これをキャリートレードという)、理論上は年利4%の金利裁定スキームを作り上げることができる。

もっとも、両者には空室リスクや金利変動リスクはあるが「裁定取引」というゲームの本質だけを考えれば、基本ルールは全く同じことで、やっていることの本質は単純なサヤ取りをしているだけだ。


・負の複利効果


一方、「悪い借金」の定義は「お金を借りて収入を売る」パターン、いわゆる自転車操業というやつだ。

たとえば5%の金利で銀行からお金を借りたとする。単純計算だが、借入額が300万円であれば、年間の金利支払い額は15万円になる(つまり300万円を投資して15万円の収入を売ったことになる)。

さらに、この
15万円を返済するために追加で100万円の借り入れを行うと、借入総額は400万円となり、毎年20万円の収入を売るハメになる。この自転車操業を3件、4件と繰り返し行うと、あなたの資産は時間の経過とともに加速度的に減少し、やがて破たん、担保をすべて差し押さえられゲームオーバーとなる。

冒頭の王様の話を思い出してほしい。一見すれば「その程度か」と思うような条件でも、その裏には負の複利効果が働いていることを忘れてはいけない。

このワナに一度ハマってしまうと「時間」+「金利」を敵にまわすことになり、あなたの収入の一部は、継続的に誰かの収入の一部になる。誰かというのはもちろん「銀行」などの金融機関だ。彼らは預金者から割安な金利でお金を調達し、企業や個人に割高な金利でお金を貸し出す。預金者にタダ同然の金利で膨大なお金を吸い上げ、個人や企業に3%5%で貸し出せば、その差分が彼らの収入になるのだから何ともおいしい商売なのだ。


*****


・キャッシュインとキャッシュアウト


たしか「隣の億万長者」か何かの書籍で読んだと記憶しているが、あなたの財産は「収入―支出」で全て決まるというもので、お金持ちになるためには必ずしも高額所得者である必要はないといった内容だったと思う。

つまり、年収1億円稼ぐAさんは生活水準を上げ、8,000万円も使ってしまえば2,000万円しか手元に残らない。しかしその一方、年収1,000万円しか稼がないBさんでも質素な生活をして生活費を300万円に抑えることができれば700万円が手元に残ることになる。Aさんの利益率は20%、対してBさんの利益率は70%。言うまでもなく、Bさんのほうが少なくとも経済合理的な生活を送っているということになる。

つまり、お金持ちになるためには「利益を最大化」するだけでは不十分で、「コストも最小化」する仕組みを考える必要がある(これを「キャッシュフローマネジメント」という)。

利益の最大化」と「コストの最小化」は自転車の両輪のようなもので、片方だけ回転させても意味がない。両者をバランス良く考えていかなければならないのだ。

あなた自身のキャッシュフローを最適化させるためには、現在のキャッシュフローがどうなっているかを把握し、どのように最適化していくのかを考えることから始まる。これは会社の経営と全く同じことだ。

どうしたらコストを最小化できるのか?

どうしたら利益を最大化できるのか?

つまり、手元にお金を残す方法を長期目線で戦略的に考えて行く必要がある。

一般に、キャッシュフローはキャッシュインとキャッシュアウトの2つの性質から成り立っており、以下の6種類に分類することができると思う。


・キャッシュインを最大化する方法

① お金を使って、収入を増やす方法

② お金を使わずに、収入を増やす方法


・キャッシュアウトを最小化する方法
          

③ お金を使って、支出を減らす方法

④ お金を使って、支出を先送りする方法

⑤ お金を使わずに、支出を減らす方法

⑥ お金を使わずに、支出を先送りする方法


というか、私もいろいろ試行錯誤したが確実に上記のどれかに分類されるので、上記以外の分類は存在しないと思う(⑥だけはちょっとわからない)。

①は、「株式投資」「不動産投資」などの投資全般、あるいは「資格取得」など自身の市場価値を上げるような行為が当てはまる。

②は、「アフィリエイト」「懸賞サイト」「オンライン物販」など電子商取引全般が当てはまる(ほとんどコストがかからないため)。

③は、「クレジットカードのポイント」や「特典航空券」「株主優待」などが当てはまる。

④は、「保険商品」や「再投資型の金融商品」が当てはまる。特に税金に関していえば、元本を取り崩さない限り、課税タイミングをペンディング(繰り延べ)できる。

⑤は、単純に無駄遣いをやめる。
 

お金持ちになる方法はシンプルだ、「明日やることを今日やって、今日使うお金を明日使うこと」。

少なくとも私が富裕層と呼ばれる方々と接して思うことは、彼ら/彼女たちは大なり小なりコスト意識を持って生活しているという事実だ。

そして特に①と③の方法については今後の皆さんの人生に大きく影響を与えるので、本気で勉強されることをおすすめしたい。その理由は、やり方によっては、正の複利効果が極めて大きく、コストパフォーマンスが非常に優れているからだ。


*****

・デフレ脳からインフレ脳へ


皆さんも「インフレ」と「デフレ」という概念をご存じだと思う。

◇インフレ・・・物価が上昇し、貨幣価値が下落する。

◇デフレ・・・物価が下落し、貨幣価値が上昇する。

一般的にインフレとデフレは景気変動によって交互にやってくる。

そして、デフレはだいたい
20年くらい続き、これに対してインフレは3年程度しか続かない。

ところが、インフレ期間は短いとはいえ、デフレ期間に比べて
変動幅が圧倒的に大きい。

つまり、インフレ期間はデフレ期間に比べて圧倒的に他者と格差が広がる社会を意味する。

また両者には以下のような特徴がある。

デフレ社会では、今日よりも明日のほうが物価が下がるので、今日よりも明日買ったほうがモノが安く手に入る。つまり、人々の消費行動は後回しになる。

一方、インフレ社会では
今日よりも明日のほうが物価が上がるので、明日よりも今日買ったほうがモノが安く手に入る。つまり、人々の消費行動は先回しになる。

先日、日本に一時帰国して、日本がデフレから脱却できない理由がようやくわかった。

様々な要因があるにせよ、最大の原因は「日本人の思考回路そのものがデフレ脳になっているから」ではないだろうか?

キャッシュインとキャッシュアウトのバランス、つまりキャッシュフローを考える時、私たちの世代はまず節約を最優先に考える(傾向がある)。つまり上記の⑤の方法だ。

これは考えてみればごもっともな話で、特に
20代、30代の世代(80年代~90年代生まれ)については、日本経済がずーーーっと右肩下がりの中で育ってきたわけだから、そもそも生まれてから今までインフレを経験をしたことがないわけだ(※新興国在住者を除く)。


だから政府主導でインフレ政策をやられても、特に私たちの世代の多くは頭が付いていけないのだと思う。

すでに述べたとおり、
「悪い借金」の定義は「お金を借りて収入を売る」パターン、いわゆる自転車操業であると書いたが、日本という国自体が「負の複利効果」をモロに受けてしまっている以上、せめて個人レベルでは脳をインフレ化させ、「時間」と「金利」を味方につける方法を考えていく必要があるのではないだろうか?

そして、皆さんの財布の中を実際にインフレ化させてみることによって、今までとは違った世界を体感していただけると思う。

①と③の方法については、いくつか私がやっていることを書いてみるので参考にしていただければと思う。

ほいじゃまた~♪

鉄と粘土の王国


ネブカデネザルの治世第
2紀元前604、バビロニア帝国の統治者であったネブカデネザル王はある夜、不思議な夢を見た。神は夢の中でその結末を示されたが、朝目覚めた王はその夢の内容を忘れてしまった。

その結末はおろか、夢の内容さえもすっかり忘れてしまった王はバビロニア帝国の学者たちを集めたが、誰一人としてその夢を解き明かせた者はいなかった。

そんな中、バビロン捕囚によりエルサレムから捕虜として連れてこられたダニエルは、王の見た夢の解き明かしをする。
ダニエルの預言したネブカデネザルの夢の内容は以下の通りだ。

王は夢のなかで1つの巨大な像が立っているのを見ました。頭は純金、胸と両腕は銀、腹とももは青銅、すねは鉄でできていましたが、足の一部分は鉄、一部分は粘土でできていました。

そのうち
1つの石が山から落ちてきて、この石が像の足を打ち砕きました。すると、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな砕かれて、跡形もなくなってしまいました。

しかし、像を打ち砕いた石はどんどん大きくなって、世界中に満ちていきました—―。


kingdom of iron and clay
画像引用元:「
Bible Study Resoures


そして、ダニエルは王の見た夢を説明した後、その解き明かしを始める。


純金でできた頭はネブカデネザル王の統治するバビロニア王国のことを指し、その後に少し劣った銀でできた第2の国が興ります。

次に青銅でできた第
3の国が興って世界を治めます。その後第4の国は鉄のように強い国で、鉄が他のものを粉々に壊すように先の国々を打ち壊します。

最後に王が夢で見たのはその一部が鉄、その一部が粘土でできていました。この国はとても強いですが、一部に弱いところがあります。つまり4の国は分裂した国家のことを指し、鉄が粘土と混じり合わないように、決して一致団結することはありません。

そして最後に、神はこれらの王たちの時代にまったく別の新しい国を建てられます。その王国はこれまでの王国を打ち砕き、永遠に滅びることなく立ち続けるでしょう。

そして、1つの石が人手に寄らず山から落ちてきて、鉄も粘土も青銅も銀も金もすべて砕いてしまいます。この夢は後世に起こる出来事を王に知らせたもので、正夢であり、その解き明かしも確かです――。

*****

【民主主義の本質は愚集政治である】

6/23に実施された国民投票により、イギリスのEU離脱(ブレグジット)が国民投票によって決定した。

今回の投票はどちらに転んでもおかしくない状況だっただけに、世界中のマーケットに与えた影響は予想以上に大きく、金融マーケットは一時的にリーマンショックを彷彿とさせる大混乱に陥った。

実際に
EU離脱が行われるのは2年後の2018年とのことだが、金融マーケットというのはいつも瞬時に価格を織り込んでしまうのが、どうも厄介なところだ。

しかも、マーケットの世界は待ってましたと言わんばかりに、いい事も悪い事も立て続けに起こる。


私は米国為替報告書を参考に1ドル=102円相当が適正と捉えてポジションを管理していたので、100円を割れて来たときはさすがに驚いた。


まぁ、為替の話はひとまず置いといて...。

今回の出来事は、良くも悪くも「民主主義」の恐ろしさを私たちに教えてくれる絶好の機会となったことは間違いない。

世界中どこの国であれ、賢い人間(有識者)と愚かな人間(無知な人)は人口比率でいえば、相対的に後者のほうが圧倒的に多くなる。

したがって、多数決という方式を採用した場合、後者の意見が尊重されることになり、誤った判断をする可能性も少なからずあるわけだ。

(※
もちろん有識者が必ずしも正しい判断をするわけではないし、無知な人が必ず間違うわけではない)

ごく一部のエリートたちが行う独裁政治も問題だが、大部分の無知な民衆の意見を尊重する衆愚政治もまた問題である。「民主主義」と言えば聞こえは良いが、その実態は「衆愚政治」に他ならないのだ。


*****


【鉄と粘土が意味するものとは?】

ネブカデネザル王の見た夢と、それに対するダニエルの解き明かしを史実に当てはめて考えてみるとどうなるか、聖書は以下のように解釈しているようだ。

Nebuchadnezzars-Statue-Graph
画像引用元:「Bible Study Resoures

まず、純金の頭でできたネブカデネザルの統治する第1の国はバビロニア帝国を意味する。

1の国:バビロニア帝国(独裁政治)

バビロニア帝国
は独裁君主制により完全な統治が行われていたが、ダニエルはいつの日かこの王国が滅びることを王に伝えている。事実、紀元前539年、金の頭であるバビロニア帝国は73年に及ぶ世界制覇に終止符を打ち、滅亡した。

・第
2の国:メド・ペルシア連合帝国(
寡頭政治)

バビロニア帝国に代わり、
メド・ペルシア連合帝国が紀元前539332年までの約200年間、世界を支配することになる。しかし、団結力・統一性に欠けるこの連合帝国は金の頭ほど強固でなく銀の胸と両腕である。

・第
3の国:ギリシャ帝国(貴族政治)

クロスが指導した寡頭政治は終わり
、紀元前333年頃、アレクサンドロス率いるギリシャ帝国が誕生した。ギリシャ帝国では貴族政治が行われ、寡頭政治に比べ、 団結力がさらに劣った腹とももが青銅の国家であった。この後、紀元前275年、一都市国家にすぎなかったローマはイタリア全土を拡大。紀元前86年にはアテネを陥落させた。

・第
4の国:ローマ帝国(平民政治)

こうしてローマ皇帝(
シーザー率いるローマ帝国が誕生する。たしかにローマ帝国は強力な軍事力を誇ったが、皇帝の権威や権力は元老院と民会、つまり平民政治によって相対的に劣ってしまい、 ローマ帝国はすねが鉄でできた国に例えられる。これは鉄がもっとも庶民的な金属によることに由来する。

その後、ローマ帝国は滅びるが、ローマ法はヨーロッパ文明の基礎となり、ドイツやイギリスなどヨーロッパ諸国に影響を与えた。
彼らは、アジア・アフリカ・中南米などの植民地支配、また貿易などによる外貨獲得により世界覇権を握った。

この流れは「パックス・ロマーナ
(ローマ帝国)」に始まり、産業革命後の「パックス・ブリタニカ(大英帝国)」、第二次世界大戦後の「パックス・アメリカーナ(アメリカ)」を中心とした平和の構築へと続いていくことになる。


・第
5
の国:アメリカ合衆国

さて、
20世紀後半になるとアメリカ合衆国が世界を支配するようになった。アメリカ合衆国は圧倒的な軍事力を持つが、大統領選挙に見られるように、民主主義国家であるため、投票結果はほぼ5050のイーブンに近い結果となる。

また、移民国家であるため、様々な人種と宗教が交じり合う国でもある。彼らは有事の際は、星条旗の下に一致団結するが、その日常は分裂状態であるのが実情だ。
そのため、鉄のように固い一方、いつ分断されるかもわからない粘土のような状態であり、足が鉄と粘土でできた国と呼ぶことができる。

こうして考えてみると、
現在のヨーロッパも移民国家になりつつあり、アメリカと同じように分裂しつつあることがわかる。

*****:

EU(欧州連合)は長くは続かない


そもそも歴史を紐解いて考えてみれば、ヨーロッパが統一され、平和が保たれていた時期というのはごくわずかで、そのほとんどは争いの歴史であったといえる。

現在のヨーロッパでは、互いの国同士が歩み寄り、戦争のない平和な世界を目指して、EC(ヨーロッパ共同体)やEU(欧州連合)が設立され、ヨーロッパの統一を試みてきた。

また、政治的にも体制を統一し、ユーロをヨーロッパの基軸通貨として、彼らはかつてのローマ帝国の再来を目指しているようにも見える。

しかし、分裂したローマ帝国は、再び元の姿に戻ることはないだろう。
国同士が友好関係を築くこと自体、私は不可能だと思っている。

euro
画像引用元:「endtimesresearchministry


イデオロギーがいかに素晴らしいものであれ、それを実現できないとなれば、ただの絵に描いた餅にすぎない。

そもそも、ユーロという基軸通貨を導入したことによって、誰が最も恩恵を享受しているのかを考えてみればいい。これは明らかに
ドイツとフランスだろう。


ユーロを大量に発行し続ければ、市場に出回るユーロの発行量は供給過剰に陥ることになるから、やがてユーロは相対的に通貨安になる。



ユーロを通貨安に持っていければ、労働力や資源など、ユーロ建ての生産要素を他国よりも相対的に引き下げることができる。



ユーロ建ての生産要素を他国よりも相対的に引き下げることができるということは、
国際競争力が高まるわけだから、自国の貿易収支の黒字化が期待できる。


 

国が違うのにも関わらず、通貨が同じということは、EU(欧州連合)に近隣国家を引きずり込んでいけば、必然的にユーロという通貨の発行量が増えることになり、ユーロの通貨価値は下落する。



特に、
PIGS(ポルトガル・イタリア・ギリシャ・スペイン)のようなお荷物国家を少しでも多く引きずり込むことができれば、ユーロはどんどん通貨安になっていくことになる。




赤字国債を発行しまくるような国は、足を引っ張って通貨価値を落としてくれるありがたい存在なのだから、
ドイツやフランスは労せずして、輸出で大儲けができ、貿易収支を大幅に黒字化できることになる。
 

何てことはなくて、国同士というのは、いつだってテーブルの上では握手をし、テーブルの下では足を蹴飛ばし合っているものだ。

国同士の歩み寄りなど理想論に過ぎないのであってEU(欧州連合)とはテーブルの下を覗いて見れば「鉄と粘土の王国」そのものなのだ。

*****


【世界経済はどこに向かうのか?】

イギリスはこれから大きな試練が待ち受けているだろう。

まず、金融センターとしての
ロンドンの地位は相対的に低下する、これは避けられない。スコットランドと北アイルランドは独立投票をしてEUに参加を表明する流れになるのか。イギリスは離脱派が首相になると思われるが、残留派の抵抗が待ち構えている。

こうした混乱はイギリス国民を分裂させかねず、
連合王国が崩壊する可能性さえも考えられる。特にイギリスは金融サービスのウエイトが非常に高いので、金融関係者の失業率が上がるように思う。

さらにこれに乗じて、フランスも
EU離脱の国民投票をするべきだと騒ぎだしている。経済問題よりも移民問題が論点になっているのだろう。移民によるテロ行為があったのはご存知のとおりだ。

もし、フランスが離脱した場合は、
EU(欧州連合)のツートップ体制が崩れ、ドイツとの関係が非常に複雑になる。万が一、フランスの離脱が実現してしまうと、イギリス・フランスVSドイツという、第二次世界大戦の最悪の構図に逆戻りになってしまうわけだ。

当面の間は、欧州を震源地としてリスクオフとリスクオンが交互にやって来ることになるだろうから、必然的にボラティリティは上昇局面が続く。

そうなると、アメリカは自国内の景気と世界景気のバランスを絶妙に取っていく必要があるために、金利を上げられる状況ではなくなる。むしろ利下げもありうるかもしれない。

日本は最悪
90円台まで円高が進みデフレ経済に逆戻りする。今の外部環境だと残念ながら円高の流れを喰い止めることはできない。消費税増税の延期が決まったが、むしろ減税しなければ景気が持たないかもしれない。敢えて言えば内需関連のうち、デフレ関連企業は成長が期待できそうだ。

私自身、金融取引の現場でサブプライムショックやリーマンショックを経験させてもらったが、
経済がグローバル化した現在、もはや一国の問題はその国だけの問題では済まなくなっている。

以前このブログにも書いたが、国際化と呼ばれていた時代は、各国が「桶」のようなイメージで「ひしゃく」を使って、水(お金)をすくってお互いの桶に移し合っていた。

ところが、グローバル時代というのは、地球全体が巨大な「風呂」のようになってしまったために、
浴槽の栓を誰かが引き抜いてしまうと、地球上の水(金)は栓の抜けた穴に向かって一斉に流れて消えてしまうのだ。

今や実体経済と金融経済は主従関係が完全に逆転してしまい、
実体経済は金融経済に完全に引き連られてしまっている。

マーケットで取引をされるのは構わないが、本当に暴落が襲って来たとき、約
1年遅れで景気に影響を及ぼすことを私自身、過去に学ばせてもらった。地震に例えれば、金融経済が初動のP波だとすれば、実体経済は、約1年遅れで本震のS波が到達する。くれぐれも注意してほしい。

*****

【鉄と粘土の王国】

民主主義は多数決に基づく政治であるといわれる。それは、人々が相互に検討した結果、最終決定をする場合、賛成者の多かった方をとるのが多数決の原理である、と民主主義の中では位置付けられている。

多数決の原理は少数意見を排除したり、多数の美名の下に少数意見を抑圧したりすることを意味しない。多数決の原理は必ず少数意見の尊重と不可分のものである。

たとえ、いまは少数意見であっても場合によっては多数になりうる可能性が開けているところにこの原理の特徴があるのであって、なんでもかんでも多数で押し切ることは戒められている。

なお、民主政治が成功するためには、以下の
4つの条件が必要不可欠とされている。

1に、その国の社会的・経済的条件がよくなければならない。さらに、国内において大きな脅威となるような事件が少ないということである。国民に不安感がないということが民主政治がうまく行われるための何よりの前提である。

2に、国民の心理的な態度が問題となる。つまり、国民の政治的関心が高くなければならないということである。

3に、国民の道徳的な観念と個人の責任観念の希薄なところでは民主政治は成功しない。権利ばかり主張して義務を怠るところでは秩序と平和は保たれない。

4に、平和的条件が考えられる。特に戦争においては、社会的変動性が激しくなり、民主主義と一致しなくなるからだ。民主主義は人々の平和な心の中に根ざすといえる。

そのうち1つの石が山から落ちてきて、この石が像の足を打ち砕きました。すると、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな砕かれて、跡形もなくなってしまいました。

しかし、像を打ち砕いた石はどんどん大きくなって、世界中に満ちていきました—―。


さて、ダニエル書のなかで、像を打ち砕いた石の正体は何なのだろうか?

私は少し否定的な考え方をしていて、この石の正体は「核」ではないかと思っている。

民主主義とは非常に恐ろしい一面も持っていることはすでに述べたとおりだ。

万が一、大多数の人間が「誤った方向、誤った人間」に投票してしまったら何が起こるのか?

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画像引用元:「Mountainside Ripples

もうじきアメリカの大統領選挙が始まる。

もしアメリカの市民権を持っている方がいれば一言だけ言わせてほしい。



  

きちんと調べてから投票してくれ! 


(参考: イギリスEU離脱劇にみる「民主主義」の脅威
(参考: スコットランド独立機運再燃 連合崩壊の懸念
参考: 中西 寛、石田 淳国際政治学」有斐閣, 2013
参考: 上川 孝夫、藤田 誠一現代国際金融論」有斐閣, 2012

無人島には絶対に上陸できないという話


一見すると正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事をパラドックス(paradox)という。

Paradox
出典:「Wikipedia KW:パラドクス」より」


*****


今日の天候は晴れ。

知人に頼んで、南シナ海に浮かぶ無人島に連れて行ってもらった。


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無人島に上陸

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流木

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岩場

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原生林


これぞ無人島、手つかずの自然とは何と美しいのだろうか...


*****


でも、よくよく考えてみるとこれは明らかにおかしい。

だって上陸した瞬間に無人島ではなくなってしまうのだから
w


だから、私たちは絶対に無人島に上陸することはできない。


今から無人島に上陸しまーす♪」←この表現は
OK、まだこの島に人はいない

無人島に上陸しましたー♪」 ←この
表現NG、もはやこの島は無人島ではない


無人島への上陸、一見すると簡単そうだが、―私たちが人間であるかぎり
、絶対に実現することはできないのだ...。

正義の味方は当てにならない


先日、日本のニュースを読んでいたら「
SMAP解散か!?」という見出しが目に飛び込んできた。

どうやら大々的に公共の電波を使って「若者が老人に歯向かったらどうなるか」という実況中継が行われていたらしい。

アイドルグループのゴシップネタがトップ記事に掲載される平和な国、いつもながら消費されてすぐに消える。はずだった
...

ところが、このニュースは芸能界やSMAPファンの枠を飛び越え、多くの日本人に衝撃を与えたという。

SMAP解散報道
画像引用元:「情報操作に裏切り!SMAP解散?報道が泥沼カオス過ぎて、何が本当か分からない」より
 

この報道が「単なるゴシップネタ」として消費されることなく注目を浴びた最大の理由は、現在の日本社会が抱える閉塞感を象徴する出来事だったからだろう。

ここには、多くの日本人にとって、決して他人事とは思えない残酷な一面が浮かび上がる。

この出来事は、日本社会で慢性的な問題になっている「社畜」・「ブラック企業」・「恐怖政治」・「パワハラ」・「老害」・「世襲制」・「公開処刑」・「社会的暗殺」などといった負のエンターテイメントのオンパレードだったからだ。


*****


【与えられた自由】

SMAP
といえば、今や国民的アイドルとして不動の地位を確立し、お茶の間に絶大な影響力を持っていることは私たちの多くが知るところだろう。

それにもかかわらず、封建主義が蔓延する「芸能界」という村社会の中では、老人(所有者・オーナー)によって労働者(奴隷・労働者)の自由が束縛され、彼らでさえも業界内を自由に移動することができない現実が今回の件で浮き彫りになってしまった。

Slave-trade-shackles-001
画像引用元:「African chiefs urged to apologise for slave trade」より
 

私たちが使う「自由」という言葉には2つの意味があると思う。

ひとつは「自らの意思で能動的につかみ取った自由

もうひとつは「自らの意思によらず受動的に与えられた自由

英語のニュアンスでは、前者が Liberty 、後者が Freedom ということになるだろうか。

この枠組みで考えれば、労働者の多くが自由だと思っている多くは「与えられた自由」ということになるが、それは彼らのようなトップアイドルでさえも同様の枠組みから抜け出せずに、もがき苦しんでいることがよくわかる。

スポットライトを浴びながら私たちに夢を与え続けてくれるアイドルであっても、その夢は無数の見えない鎖で縛られた虚像であり、すなわち夢とはどこか儚いものなのかもしれない。

これは話の皮肉なところは、何といっても子どもたちに夢を与えるはずの職業に夢がないことを自らが証明してしまったところにある。

結局、クーデターは失敗し、ジャニーズ事務所から行き場を失った中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4人は公共の電波を使って晒し刑に処せられ、同事務所の経営陣に謝罪、元サヤに収まるという茶番劇で幕を閉じる形となった。


 

生放送では本心ではないと思われる反省の言葉を述べることを強要され、権力に屈した姿は見ていて非常に気分が悪くなった。

これはまさに、自己欺瞞が蔓延する日本社会を濃縮還元したそのものではなかろうか。


まぁ、それにしても個人的な謝罪を公共電波で報道するのはどうなんだろうこれでジャニーズ事務所の経営陣が快楽を覚えていたとしたら、相当の性癖の持ち主

いずれにせよ、自慰行為を見せつけられた視聴者はたまったものではないよ...

結局、ライブドア事件や大阪都構想と同様に、マクロの構図で見れば若者が老人に負けるいつも通りのお決まりのパターンである。

私たち若者が受け取ったのは、せいぜいマンネリズムが生み出す不快極まりない安定感と老人に勝てなかったという敗北感くらいだろうか。


*****


このトラブルの発端はそもそも事務所側と
SMAPマネージャーの確執から生まれたものらしい。


【対立の構図】


・事務所側:「ジャニー喜多川(社長)」・「メリー喜多川(副社長)」・「ジュリー藤島(後継者・メリー氏の娘)」、「木村拓哉(残留希望メンバー)」

・マネージャー側:「飯島三智(マネージャー)」、「中居正広(独立希望メンバー)」・「稲垣吾郎(独立希望メンバー)」・「草なぎ剛(独立希望メンバー)」・「香取慎吾(独立希望メンバー)」
 

SMAP
画像引用元:「
SMAPの今回の騒動の経緯」より 


【対立の経緯】
 

メリー氏:「SMAPは絶対に売れないわ」

飯島氏:「SMAPをアイドルに育ててみせる」


→ 
SMAPバカ売れ


メリー氏:「まぁ大変、このままでは娘のジュリーの後継者ポジションが危ないわ」

メリー氏:「ジュリーよ、TOKIOや嵐のマネジメントをやって巻き返しなさい」

ジュリー氏:「ママわかったわ、任せて」

ジャニー氏:「まずい、派閥争いで会社に亀裂が生じる。別会社を作ってYouSMAPを管理させよう」

飯島氏:「わかりました...


飯島氏のほうがマネジメント能力は格段に高い、ジュリー氏が嫉妬


メリー氏:「(週刊誌に対して)派閥なんてないわ!そんなもん消してしまえ」

ジュリー氏:「飯島、あなたクビよ。対立するならSMAPを連れて出て行って

飯島氏:「わかりました...

 

飯島氏が独立を模索、芸能界の重鎮たちに根回しを開始


大手芸能プロ:「いいよ、うちで引き受けるよ」

飯島氏:「さぁ、みんな巣立ちの日は近いわ。独立よ!」

SMAP:「わかりました、オレたちは育ての親を選びます!」

事務所側:「え!?


キムタク説得、数日後


キムタク:「オレやっぱジャニーズ事務所に残ります」

飯島 & 4人:「マジでーーー!?

大手芸能プロ:「5人全員じゃないとダメだよ」

飯島氏 & 4人:「マジでーーー!?


独立希望メンバー行き場を失う


キムタク:「オレやっぱあいつらとやりたいっす」

メリー氏:「いいわよ、でも4人の謝罪が条件ね。しかも公共電波を使ってね!」

飯島氏:「私は身を引く、4人は事務所に戻りなさい」

4人:「...


生放送収録


4
人:「(生放送)す、すいませんでした...

キムタク:「(生放送)これからは自分たちは何があっても前を見て進みます


予想通りネット上は
2つの意見に分かれた。


・「キムタクは裏切り者、育ての親とメンバーを見捨てて寝返った

・「独立組4人は裏切り者、キムタクだけが事務所に留まった


*****


【正義の味方はあてにならない】

このトラブル、正直言って善悪という
2項対立だけで判断するのが非常に難しい問題だと思う。

なぜなら、これは彼らにとっては完全に「もらい事故」だからだ。

scales-of-justice-art-c061b98727a88b2e
画像引用元:「The Spitfire Grill」より
 

正義という言葉の意味を考えるとき、私たちはしばしばジレンマに陥ってしまう。なぜなら、正義とはそれ自体が客観性を持ち得るものではなく、あくまでも主観によって移り変わってしまう概念だからだ。

したがって、正義とは絶対的なものではなくて、いつも常識や倫理観などによって相対的に決定される。民主主義社会では一応そういうことになっている。しかし、常識や倫理観などもまた時代とともに変わる。

結果論だけで考えてしまうと、どうしても今回の件は独立組が謀反を起こしたとして悪者扱いされてしまいがちだ(現にされてしまったが、一方でネット上では事務所側が悪者扱いされているようだ。マスコミの印象操作が形骸化しているのがよくわかる)。

考えてみれば、幕末の日本だって同じことが起こっていたはずだ。

徳川幕府に忠誠を誓い幕府の存続を望んだ「佐幕派」と、鎖国状態から開放して新しい国を作るべきだと主張した「開国派」。今回の出来事は、本質を見れば同じような構図になっている。

結局、徳川家は大政を奉還し、明治という新しい時代が到来、開国派の勝利に終わった。この史実は近代日本の夜明けを象徴する歴史的な出来事であり、幕末史を勉強する時、私たちの多くは開国派の奔走する姿に傾倒する(ことが多い)。

しかし、考えてみれば、開国派がやったことの本質は薩長を主体とした外様大名の謀反そのものだ。「勝てば官軍」という言葉があるが、彼らは勝ったからこそ美化されて語られることが多いものの、負けていたら全員が切腹を命じられていただろう。

こうした事例は私たちに善悪で物事を判断することの虚しさを教えてくれる。

いつだって世の中には一方があり、他方がある。

すべては相対的、これだから正義の味方はあてにならないのだ


 


*****


【おわりに】

ギリシャ神話によれば、ダイダロスとイカロスの親子はミノス王の怒りを買い、迷宮に幽閉されてしまう。迷宮を抜け出すために、彼らは蝋(ろう)で鳥の羽根を固めて翼をつくり、空を飛んで脱出した。

父ダイダロスは、息子のイカロスに忠告する。

「イカロスよ、海面に近付きすぎてはいけないよ、あまり低く飛び過ぎると蝋が湿気でバラバラになってしまうからね。それに太陽にも近付いてはいけないよ、あまり高く飛び過ぎると太陽の熱で溶けてしまうからね。いいかい、空の中くらいの高さを飛ぶんだ」。

しかし、自由自在に空を飛べる翼を手にしたイカロスは自らを過信してしまい、太陽にも到達できるという傲慢さから太陽神ヘリオスに向かって飛んでいった。

その結果、太陽の熱で蝋が溶けてしまい、イカロスは墜落死した。

この物語は、「人間の傲慢さが自らの破滅を導く」という戒めと「自らの手で翼を作り飛び立ったイカロスの勇気を褒め称える」という称賛の2つの教訓を含んでいるようだ。

そう、この教訓は見方によってはいずれも正しいということ。

だけど
...

あなたが理不尽極まりない封建社会を生きる道を選んだのなら「長いものには巻かれろ」ではなく、とりあえず「巻かれたふりをしろ」が正解なのかもしれない。

面倒くさい世の中だけど、
Youたち...




笑顔抱きしめ カラダに活力(ちから)

辛いことなら 弾きとばせ

君が微笑えば 周囲(まわり)の人だって

いつの間にかしあわせになる

SMAPオリジナルスマイル」)


Youたち、っちゃいなよ!!

(参考: 
The Huffinton PostSMAP解散騒動に見る夢のある職業とは」)
(参考: アゴラ言論プラットフォーム「奴隷はなぜ逃げないのか-SMAP独立騒動から」)
(参考: 日刊スポーツ「SMAP解散報道から1週間/騒動経過まとめ」) 

マイル経済圏を変えてみる~スターアライアンスからワンワールドへ~


どうも金融緩和が最近のトレンドらしい。

自国通貨を大量に発行し続ければ、市場に出回る通貨の発行量は供給過剰に陥り、やがては通貨安を招く。

労働力や資源など、自国通貨建ての生産要素を他国よりも相対的に引き下げることができれば、国際競争力を取り戻すことができ、自国の貿易収支の黒字化が期待できる。

そういえば、第二次世界大戦は「列強諸国が自分たちの植民地を経済圏として囲い込み、通貨切り下げ競争に発展したことが開戦に至る最大の要因だった」、と世界史の授業で習った記憶がある。

アメリカは「ニューディール政策」、イギリスとフランスは「ブロック経済」、日本は「大東亜共栄圏」
...

2015
10月現在、1USドルがだいたい120円くらい(USDJPY ≒ 11.2)、アベノミクスが誕生した201211月当時の1USドル ≒ 80円くらい(USDJPY ≒ 10.8)の水準と比較すると、実に50%以上も円安が進行していることがわかる。

これで戦争にならないのはマジで奇跡としか言いようがない
...
 



もっとも、名目上の為替レートではなく、上図の実質為替レートで比較すれば、まだまだ円は相対的に割高水準なので、もっとガンガン刷りまくってもいいような気もするのだが
...

どうなんだろうね
(¬_...

*****

【マイル経済圏の金融緩和】


さて、マイルの話。

mile
出典:「diffen.com

最近はどこの航空会社もマイルをばら撒き、自社マイルの価値を切り下げている。

すなわち、マイルは広義では「仮想通貨」であるため、ここでもかなり大規模な金融緩和が行われていることがわかる。

冒頭で「通貨切り下げ競争が開戦に至った最大の要因であった」と述べたが、現代社会においては戦争の舞台は金融・経済へと変わり、熾烈な通貨切り下げ競争は今もなお続いている。

言い換えれば、ひと昔前は経済圏を取り囲む主体が「国民国家」であったが、
21世紀では「多国籍企業」が国境を越えたアライアンスを組んで経済圏を取り囲む構図へと主体が変わっただけの話だ。

(※さらにはアライアンス内においても通貨切り下げ競争は進み、自社マイルの価値を相対的に切り下げることにより、特典航空券を他社で取らせるような思惑が見受けられる。)

こうして考えてみると、国境線の概念が姿を消したグローバル社会においては、私たちの消費行動は無意識のうちに多国籍企業の経済圏に組み込まれていることになる。

国家が中央銀行を通じて発行する「通貨」から多国籍企業が自社で独自に発行する「仮想通貨」の時代へ。

私たちが気付かないうちに、時代は少しずつ変化しているようだ。


*****

最近では日系の航空会社のマイルがハイパーインフレを起こしており、マイルの価値が目減りしてしまったように思う。

たとえば、日系の航空会社を見ると、
JALPONTAカード、ANA→楽天ポイント、Tポイント。そして各種クレジットカード利用によるマイルの付与やカード入会にともなうボーナスマイルの獲得など。

日本にいると、多種多様な「仮想通貨(電子マネー)」を利用することができ、それらを経由させて消費活動を行えば、日常生活において効率的にマイルを獲得することができる。

皮肉と賞賛を込めて言えば、日本は実に多様性に富んだ国だと思う。

だが、このようなマイルのバラ撒きが行われた結果、膨大な数の陸(おか)マイラーが誕生し、とうとう特典航空券が取りにくくなってしまった(私はだいたい空:陸 = 
73くらいだろうか)。

さらに上記に加えて、特典航空券が取りにくくなってしまった最大の要因は、何と言っても「マイルを効率的に貯める方法を陸マイラーがブログに晒してしまったから」だと思う。


①陸マイラーが効率的なマイル獲得方法をブログに晒す。

②陸マイラーがマイルを貯めやすくなる。

③陸マイラーが特典航空券に交換しようとする。

④そもそも航空会社は提供できる座席数が限られている。

⑤航空会社は止むを得ず、交換に必要なマイル数を引き上げる。

⑥マイルの価値が目減りする。

⑦アライアンス内の他社も特典航空券だけ取られると困るので、マイル価値を切り下げる

⑧クレジットカードなどマイル経済圏を拡張して金融緩和を行う

⑨さらにマイルの価値が目減りする。

①に戻る
 

考えてみれば当たり前の話だが、「一人ひとりが正しいとされる最適な行動をとったとしても、全員が同じ行動を実行してしまうと、想定とは逆の思わぬ悪い結果を招いてしまう」ということの良い事例だ。

これを経済学では「合成の誤謬(ごびゅう)」と言う。

特典航空券という「限られた座席」を奪い合う椅子取りゲームはまさに過酷なゼロサムゲームの世界であり、ゲームの参加者が増えれば増えるほどゲームの参加者は自らの首を絞めるという悪循環に陥る。

私はこの殺伐としたゲームから離脱し、最適化のパラメータを独自基準でチューニングすることにした。

ここから、組み合わせの最適化ゲームが始まる。

how-to-optimize-your-content-for-social-discovery-bc06cec55d
出典:「HOW TO: Optimize Your Content for Social Disc

*****


Step1 スターアライアンスからワンワールドへ】


世界には大きく分けて
3つの航空アライアンスがある。

1
つはワンワールド、日本ではJALが加盟している。

2
つ目はスターアライアンス、日本ではANAが加盟している。

3
つ目はスカイチーム、日本では加盟航空会社はないが、世界最大のデルタ航空が加盟している。

上記
3つのアライアンスがマイル経済圏を形成し、凌ぎを削っている。

私は今までスターアライアンス系の
ANAマイルをメインの受け皿、シンガポール航空のKrisFlyerマイルをサブの受け皿として使っていた(飛行機に乗る頻度が羽田-シンガポールの往復が多かったこと、またシンガポール航空傘下のシルクエアーではANAの積算対象外だったため、KrisFlyerでしか加算できないからだ。少しでももらえるものはもらうべき)。

羽田-(
ANA or シンガポール航空)-シンガポール

ところがここに来て、当面はマレーシア国内を拠点に活動することになったため、成田-クアラルンプール-マレーシア国内の往復が増えると予想される。

成田-(
JAL or マレーシア航空)-クアラルンプール-(マレーシア航空)-マレーシア国内

もっとも、成田-クアラルンプールを
ANAで移動、クアラルンプール-マレーシア国内をマレーシア航空で移動するルートもあるが、クアラルンプールで荷物を一度受け取ってから預け直す手間と航空アライアンスがバラバラになるので、極めて非効率的である。ゆえに却下。

成田-(
ANA)-クアラルンプール-(マレーシア航空)-マレーシア国内

さらには、羽田
or 成田-シンガポールをANAで移動、シンガポール-クアラルンプールをシンガポール航空 or マレーシア航空で移動(飛行時間わずか40分)、クアラルンプール-マレーシア国内をマレーシア航空で移動するルートもあるが、これをやるとさらにわけがわからなくなる。ゆえに却下。アライアンスがバラバラなのと壮大なる時間の無駄使いである。

羽田
or 成田-(ANA)-シンガポール-(シンガポール航空 or マレーシア航空)-クアラルンプール-(マレーシア航空)-マレーシア国内

まぁいろいろな事情が重なったこともあり、この際、思い切ってスターアライアンスからワンワールドにマイル経済圏そのものを変えてみることにした。

ここまでが
1stステップ。


*****


Step2 どこの航空会社を選ぶのが最適か?】


さて、航空アライアンスをワンワールドに変更するとして、どこの航空会社を選ぶべきなのだろうか?

先に述べたように、日系航空会社は特典航空券が取りにくくなったのと、私は日本の居住者ではないので、JALは選択肢から除外した。マイルが貯まりやすくても日本で消費行動を行えないのであれば私には極めて不利である。

それに
...仮にマイルが貯まったところで特典航空券が取れなければ意味がないし...

「それなら特典航空券ではなく、商品券に変えて利用すればいいではないか?」という人がいるかもしれない。

これはもっともな意見ではあるが、商品券に変えてしまうと等価交換になるので
1マイルは1マイルの価値しか生み出さない。

①「エコノミークラスでチケットを取ってビジネスクラスにアップグレードする」

②「最初からビジネスクラスかファーストクラスで取る」

上記いずれかを選択しないかぎり、獲得マイル:利用マイルの交換比率は
11.xx>0)とはならないのだ。

ゆえに、この
xの値が大きければ大きいほど、経済的合理性があるといえる。


JALマイレージバンク(日本航空:日本)
jal_logo
 

enrich(マレーシア航空:マレーシア)
malaysia_airlines_logo
 

③アジアマイル(キャセイパシフィック航空:香港)
cathay_pacific_logo


上記はいずれもワンワールドに加盟しているアジアの航空会社だ。

まず、先ほど
JALは選択肢から除外したので①は消える。

次にマレーシア航空。やっぱりマレーシアを拠点に活動するのであれば、マレーシア航空が無難な選択肢となるのだろうか。

しかし、マレーシア航空が拠点を構えるクアラルンプール国際航空だが、私の個人的な考えとしては隣国シンガポールのチャンギ国際航空に完全に負けている。はっきり言って比べものにならないレベルだ。

ただし、マレーシア航空を最も使うだろうからマレーシア航空の
enrichに加入したほうが何となくいい気もする。根拠はない。う~ん、何となく...。とりあえず②は選択肢として残す。

3
番目のキャセイパシフィック航空だが、ワンワールド系ではアジアの中継点である香港を拠点としているから、ハブ空港として利用するメリットは極めて大きい。香港は、輸送や金融のハブ機能としてはダントツでアジア最高レベルだ。

香港はよくシンガポールと比較されるが、個人的には香港のほうが格段にレベルが高いと思う(余談だが、香港とシンガポールは国土が小さいために国内線という概念が存在しない。ハブ機能を充実させるしか外貨を獲得する手段がないため、ハイレベルにならざるを得ないという事情もある)。

そうなると、やっぱりキャセイパシフィック航空のアジアマイルにしたほうがいい気がする。③が最有力候補だ。

さぁ、困ったぞ。

②と③、どっちを選択するのが最適なのだろうか
......
 

hikaku

ここで、エクセルで図を作りながらある事に気付いた(ビジネスクラス以上は条件が同じなのでエコノミークラスで比較、どうせ自分の金ではビジネスには乗らないしw)。

仮にアジアマイルでマレーシア航空のマイルを貯めた場合、マレーシア国内線の割引チケットで搭乗すると、マイルの積算対象ではなくなってしまうことがわかった(私は「自分の金」では絶対に正規料金では乗らないのでこれはかなり痛い)。

同じアライアンス内であってもマイルの積算基準は航空会社各社によって異なるので、この点は注意が必要だ。

長距離フライトはともかく、私は今後
1,000マイル程度の国内線の移動をLクラス以下で年間20回以上乗る可能性があるので、アジアマイルを選択してしまうと1,000マイル×0.25×205,000マイルを放棄してしまうことになる。

仮に正規料金で乗ろうものなら、何と
20,000マイルを放棄することになる。

5,000
マイルといえば、仮に100円のショッピングで1マイル貯まるクレジットカードで決済した場合、50万円の買い物をして付いてくる陸マイル分に相当する。20,000マイルなら単純計算で何と200万円だ。


これはマジでもったいない


ゆえに、現時点で私にとってはアジアマイルで貯めるメリットはないということになる。

となると、しばらくの間、「マレーシアに在住して」主に「マレーシア国内で消費行動を取る」以上は、やはり「マレーシア航空のエンリッチ」で貯めたほうが効率的という結論になる。

ここまでが
2ndステップ。

これで空マイルは
OK、問題は陸マイルをどうするか...

*****


Step3 マイル経済圏を拡大する】

さて、今後のマイルをマレーシア航空のエンリッチで貯めていくことが決まった。

当面の間、私の空の基軸通貨はエンリッチマイルとなる。

では、最も効率的にマイルを稼げるクレジットカードはどういう条件で選択するべきなのだろうか?

ここで私がスクリーニングの条件としたのは、「マレーシア航空と提携している銀行+クレジットカードの組み合わせ」であること。

理由は、「銀行口座の引き落とし+クレジットカードの決済で利用額に応じて獲得できるマイル(リワードポイント)」よりも、「マイルの獲得に特化しているカード」を選んだほうが格段に効率が
よいからだ。

当初は「
HSBC(香港系)」、「スタンダードチャータード銀行(香港系)」、「メイバンク(マレーシア系)」と「CIMB(マレーシア系)」の4つを候補に挙げたが、上記の理由から今回はスタンダードチャータード銀行とCIMB2つに絞った。


Standard Chartered
scb_worldmiles_m

2RM(≒60円)の決済につき1マイル貯まる(マレーシア国内)。

1RM(≒30円)の決済につき1マイル貯まる(マレーシア国外)。

カード維持手数料:170RM(≒5,724円)/


香港系のスタンダードチャータード銀行を引き落とし口座に指定してクレジットカードを日々の支払いに充てると、
World Milesでは2RM(≒60円)の決済につき1マイル貯まる。このカードを海外で利用すると1RM(≒30円)の決済につき1マイル貯まる。

さらに、
World Milesはマレーシア航空のenrichマイルだけでなく、エアアジアのBig Point、シンガポール航空のKrisFlyerマイル、キャセイパシフィック航空のアジアマイルにも交換できるという優れものだ。これは非常に素晴らしいサービスだ。


World Miles

 

CIMB
CIMB-ENRICH-WORLD-MASTERCARD

3RM(≒90円)の決済につき1マイル貯まる(マレーシア国内)。

1RM(≒30円)の決済につき1マイル貯まる(マレーシア国外)。

カード維持手数料:588RM(≒17,640円)/

もうひとつはマレーシア地場銀行の
CIMBを引き落とし口座に指定してクレジットカードを日々の支払いに充てると、Enrich CIMBでは3RM(≒90円)の決済につき1マイル貯まる。このカードを海外で利用すると1RM(≒30円)の決済につき1マイル貯まる。


CIMB
thumbnail-enrich-world-elite-mastercard

2RM(≒60円)の決済につき1マイル貯まる(マレーシア国内)。

1RM(≒30円)の決済につき1マイル貯まる(マレーシア国外)。

カード維持手数料:1288RM(≒38,640円)/

さらに、
CIMBにはWORLD ELITEカードがあり、こちらはWORLD MILESとマイル積算条件が同じである。


①スタンダードチャータード銀行+
WORLDマイル

CIMBEnrichマイル

CIMBEnrich Eliteマイル


さて、上記
3つのいずれかが選択肢となるが、どれを選べば最適なのだろうか?

*****

頭を整理しようかw


以下に
3枚のクレジットカードがある。


【クレジットカード
X(①)】

60円の決済につき1マイル貯まる(国内)。

30円の決済につき1マイル貯まる(国外)。

カード維持手数料:5,724/


【クレジットカード
Y(②)】

90円の決済につき1マイル貯まる(国内)。

30円の決済につき1マイル貯まる(国外)。

カード維持手数料:17,640/


【クレジットカード
Z(③)】

60円の決済につき1マイル貯まる(国内)。

30円の決済につき1マイル貯まる(国外)。

カード維持手数料:38,640/


まず、XZ同一の積算条件で年間維持手数料がX>Zとなるため、Zは消える。

次に、
XYは積算条件がX>Y、かつ年間維持手数料がX>Yとなるため、Yは消える。

ゆえに、Xが最も優位性があるということになる(X=スタンダードチャータード銀行+WORLDマイル)。 


Xを保有するメリットを検証する。

A
さん(私)は年間で約250万円程度をクレジットカードXで決済する。そのうち、マイル積算比率は空:陸が73くらいである。なお、陸の部分を1として考えた場合、国内と海外の決済金額比率は64くらいである。


また、マイルの積算全体を
1として考えた場合、Aさんが加重平均をした感覚として、空(フライト)が6割、陸(クレジット決済)が4くらいである(すなわち、フライト×0.6+クレジット決済×0.4)。

陸のマイルを貯めるのに使われる金額は、
250万円×0.4 = 100万円

国内と国外での比率は、
64なので、それぞれに使われる金額は、

国内:
100万円×0.6 = 60万円
国外:100万円×0.4 = 40万円


クレジットカード
Xは国内で 60 円で 1 マイル、国外で 30 円で 1 マイルたまるので、それぞれでたまるマイルは、

国内:
60万円÷60 円 = 10,000 マイル

国外:40万円÷30 円 = 13,333 マイル

ここで、小数点以下は切り捨てて考える。

となると、
クレジットカードXを利用して決済するだけで年間23,333マイルが貯まる計算となる。


では、年間いくら買い物をしたらカードの維持手数料の損益分岐点を越えられるのだろうか?

仮に 年間X円の買物をすると仮定すると、国内外でたまるマイルは


国内:
X円×0.6÷60 = X÷100 マイル

国外:X×0.4÷30 = X÷75 マイル


したがって、獲得できるマイルは、
X÷100+X÷75 = 0.023333 X

カード維持手数料5,724円と等しくなるには、0.0233333X = 5,724

X = 245,314

したがって、年間で日本円換算で
245,314円以上の決済をすればカードを保有するメリットがあるといえる。


ということで、

enrich(マレーシア航空:マレーシア)を基軸通貨」として、「スタンダードチャータード銀行WORLDマイルのクレジットカード」を使って、「年間で245,314円以上のクレジット決済をする』というのが、私が行ったチューニングの最適解ということになる。

ふぅ~、これでやっと申し込みができるぞ
v

1ヶ月で元が取れそうだ♪


もしかしたら、多くの人たちはクレジットカードの入会ボーナスマイルに惹かれてクレジットカードを選択しているかもしれない。

たしかに、ボーナスマイルだけを獲得してすぐに解約するのであれば、そういった方法は決して否定はしない。

ただし
... 

毎日、金の卵を産み続ける鶏は慎重に選んだほうがいいかもしれないよ。


*****

【追記:ちょっといい話】


私は出張するとき、
Expediaをよく利用する。
expedia-logo

海外で支払いをするとマイルが3倍貯まるクレジットカードがあるとすれば、日本のExpediaにログインして円建てで決済すればスプレッド分が無駄にはなるが、私は3倍のマイルを貯めることができる(はず)。

(注意:Expediaのサイトはドメインが.comであるのに対し、日本のエクスペディアのドメインだけはco.jpである。そのため、英語サイトと日本語サイトは別々のアカウントを取得する必要がある。ゆえにエクスペディアのポイントは共有できないので注意のこと)。

マレーシアリンギット
USドル→日本円、為替レートは基軸通貨であるUSドルを介したクロスレートが適用されるのでスプレッド分が何だかもったいない気もするが、ここでいい方法を考えた。


USドル建てのサイトでカード決済すればリンギットUSドルのスプレッド分だけを余分にクレジット決済すればマイルが3倍になる。我ながらなかなかいい方法を考えたもんだ。


ところが
...

さっそく
Expediaマレーシアのサイトからアメリカのサイトにアクセスするとリダイレクトがかかり、マレーシアのページに戻って来てしまうことがわかった(おそらくIPアドレスから判別してローカルサイトにリダイレクトされるのだろう...)。


この場合の解決策としては
2つ方法がある。

①プロキシサーバーを経由して海外のサイトに接続する。
VPNで接続して海外のサイトに接続する。

上記のやり方がわからない方はネットで検索してみてほしい。


誰かがブログに晒しているはずだからね(¬_
...



(参考・画像引用元:   ワンワールド公式サイト」)
参考・画像引用元: スターアライアンス公式サイト
(参考・画像引用元:   スカイチーム公式サイト」)
参考・画像引用元: WorldMiles Credit Card - Standard Chartered Bank Malaysia
参考・画像引用元: CIMB Enrich World MasterCard (w.e.f. 28 Aug 2015) - CIMB Bank
参考・画像引用元: CIMB Enrich World Elite MasterCard - CIMBBank」)
参考・画像引用元: Expedia.co.jp - エクスペディア

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